|
STマイクロエレクトロニクス株式会社は17日、2ストリームの同時デコードに対応したH.264(MPEG-4 AVC)/VC-1対応のデコーダチップ「STi7200」を発表した。サンプル出荷は開始しており、量産価格は約30ドル。 STB、DVDレコーダ/プレーヤー、HD DVDプレーヤー、Blu-ray Discプレーヤーなどでの利用を想定したデコーダチップ。2006年に量産開始した「STB7109」とアーキテクチャが共通のため、従来製品の高機能化なども容易としている。 対応フォーマットはH.264、VC-1、MPEG-2で、2ストリームのHD映像の同時デコードが可能。1台のSTBなどから2台のテレビに映像を出力できるほか、片側はHD解像度でデコードし、もう片側はSD解像度に下げて出力もできる。 ネットワーク接続に対応可能なほか、2基のSerial ATA用インターフェイスと、3ポートのUSB接続が行なえる。 35×35mmのPBGAパッケージにて提供。同社の第4世代セキュリティ技術が組み込まれており、WM DRM10及び、SVP(Secure Video Processor)規格に対応する。 □STマイクロエレクトロニクスのホームページ ( 2007年1月17日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|