ビクター、iPod専用端子搭載の1GBメモリ内蔵コンポ －DRM付きWMAのストリーム再生に対応

ブラックモデル

2月中旬発売 標準価格：オープンプライス

　日本ビクター株式会社は、マイクロコンポ「Lip Lap」シリーズの新モデルとして、1GBフラッシュメモリを内蔵し、iPodなどポータブルプレーヤー用の接続端子を備えた「UX-DM8」を2月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後の見込み。カラーはブラック(B)、ホワイト(W)、シルバー(S)。

　1GBのフラッシュメモリ内蔵で、CDから8倍速リッピングが可能なマイクロコンポ。録音フォーマットはMP3で、ビットレートは64/128/192kbpsから選択できる。前面にUSB端子を備え、接続したUSBメモリや対応ポータブルプレーヤーの再生や、CDからの8倍速録音が行なえるほか、内蔵メモリからの50倍速転送(64kbps時)も可能。

シルバーモデル	ホワイトモデル

前面にUSBとiPod専用端子、ステレオミニ入力を装備

　新たに、iPodが接続できる専用端子を前面に搭載。付属コードで接続したiPodの基本操作がUX-DM8本体やリモコンから行なえるほか、iPodの給電も可能。なお、iPodから内蔵メモリへの録音(等速)は可能だが、CDやメモリからiPodへの録音は行なえない。対応iPodは第4世代以降のiPodなど。

　また、2月上旬発売の同社ポータブルオーディオプレーヤー「XA-C210/110/51」内のDRM付きWMAを、USB経由でストリーミング再生できる「USBデジタルメディアストリーミング」機能も搭載する。そのほか、ステレオミニ入力端子も前面に備え、入力検知により外部プレーヤーの自動再生に対応するQP(クイックポータブル)リンク機能が利用できる。

　さらに、独自の音質補正技術「K2テクノロジー」を搭載。CDや内蔵メモリなど、ソースに合わせた補正を自動で選択して行なう。

オブリコーンスピーカーの新ユニットを採用

　スピーカーは2ウェイのバスレフ型。駆動点の中心をずらすことで共振を分散させるという独自のオブリコーンスピーカーを採用。アラミド繊維と発泡ポリマーを貼り合わせ、剛性の強化と軽量化を行なった新開発の11cm径ハイブリッドオブリコーンウーファと、2cm径ソフトドームツイータで構成。

　本体部のCDプレーヤーは、音楽CD再生に加え、CD-R/RW内のMP3/WMA再生も可能。DVDビデオ再生は行なえないが、DVD-R/RWに記録したWMA/MP3の再生も可能(ファイナライズ済ディスクのみ)。アンプ部の出力は最大20W×2ch。ディスプレイはFL表示で、2段階のディマー機能を装備。AM/FMチューナも内蔵する。

　外形寸法と重量は、本体部が210×259×140mm(幅×奥行き×高さ)、2.4kg。スピーカーが140×234.5×251mm(同)、3.1kg。リモコンが付属する。

□日本ビクターのホームページ
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□ニュースリリース
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□製品情報
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( 2007年1月18日 )

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