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ソニー、24,675円のノイズキャンセルヘッドフォン最上位モデル
-低減した騒音をさらに低減し、最大1/6に


3月10日発売

標準価格:24,675円


 ソニーは、ノイズキャンセリングヘッドフォンの最上位モデルとして、周囲の騒音を最大1/6に低減できるという「MDR-NC60」を3月10日に発売する。価格は24,675円。

 2004年12月に発売された「MDR-NC50」(24,150円)に続く、ノイズキャンセリングヘッドフォンの最上位モデル。ノイズキャンセル機能を高めており、NC50では周囲の騒音を最大1/5に低減するとしていたが、NC60では1/6に低減するという。

 ヘッドフォン内蔵のマイクで周囲の騒音を検知し、逆位相の音を再生。騒音を低減する従来のアクティブノイズキャンセル機能を強化。低減された状態の騒音をさらに検知し、再度騒音を低減するというプロセスを繰り返すことで、高精度な処理ができるという「フィードバック方式」を採用した。

 さらに、新開発のマイク一体型ドライバーユニットを採用。マイクとドライバーを一体型にすることで、マイクと振動板を可能な限り近い位置に設置。フィードバック方式における「低減された騒音」をより正確に検知でき、キャンセリング効果が高まったという。雑音抑圧周波数帯域は40Hz~1.5kHz。雑音抑圧量は16.5dB以上(200Hz)。再生音をミュートし、外部の音をマイクを通じて聞くモニター機能も利用できる。

ノイズキャンセル機能を向上させた

ハウジング部の折りたたみも可能

 イヤーパッドも新開発で、外側にはソフトな感触の新素材を、内側にはメッシュ加工の素材を採用。密閉度の高い素材と通気性のある素材を組み合わせることで、パッドが頭部と当たった際に変形してやすくなり、装着感と密閉度が向上した。

 ユニットの口径は40mmで、CCAWボイスコイルを採用。再生周波数帯域は14Hz~24kHz。インピーダンスは 40Ω(電源ON時)/100Ω(電源OFF時)。感度は102dB/mW(電源ON時)/100dB/mW(電源OFF時)。

 電源は単4電池を使用。アルカリ電池を使用した場合の持続時間は約30時間。コードは片出しタイプで着脱可能。OFCリッツ線で、コード長は50cm。1.5mの延長コードも付属する。端子は金メッキ処理をしたステレオミニ。本体は折りたたみも可能。電池を含めた重量は230g。航空機用プラグアダプタも付属する。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200701/07-0129/
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070112/zooma290.htm

(2007年1月29日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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