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SCE、H.264のロケフリに対応したPSP用ファームウェア
-自動音量調節機能なども新たに搭載


1月30日公開


PSP
 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は30日、携帯ゲーム機「PSP」(プレイステーション・ポータブル)のファームウェアをアップデート。「バージョン3.10」を公開した。

 3.10では、PSPをロケーションフリーのクライアントとして利用する「ロケーションフリープレーヤー」機能において、MPEG-4 AVC/H.264形式のストリーミング動画が再生できるようになった。

 ただし、同フォーマットで連携するためには、H.264形式の配信に対応したベースステーション「LF-PK20」が必要となる。

 さらに、一般のサウンド設定に「ダイナミックノーマライザ」を追加。録音レベルが大きく異なる楽曲を連続で再生しても、個々の音量を聴きやすいレベルに自動調整する。

ロケーションフリープレーヤーがH.264動画の受信に対応 ダイナミックノーマライザはON/OFFが選択できる

 ほかにも、ネットワーク欄に、PlayStation Spotを利用するためのネットワーク接続が自動で行なわれる「PlayStation Spot」項目を追加。より簡単に「PlayStation Spot」に接続できるようになった。

 なお、1月30日からはPS3を使った店頭専用情報端末「PLAYSTATION. TV」も展開。ファームウェア3.10を適用したPSPから、「PLAYSTATION. TV」向けの「PlayStation Spot」に接続。「PLAYSTATION. TV」を介してゲームの体験版や各種コンテンツなどをメモリースティックにダウンロードできる。

 ほかにも、インターネットブラウザの表示設定に「省メモリ」を追加。Webページを表示する際に、メモリ消費量を抑えることで、画質は低下するが、大きなデータ量のページが表示できるようになる。

PlayStation Spotにアクセスする際の自動設定が追加された ブラウザの設定に「省メモリ」を追加

□SCEのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□ファームウェア公開ページ
http://www.jp.playstation.com/psp/update/ud_01.html
□関連記事
【9月6日】ソニー、H.264対応の新「ロケーションフリー」
-専用「TVボックス」と連携したMPEG-2受信に対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060906/sony.htm

(2007年1月30日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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