◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
オンキヨー、フルサイズのピュア用デジタルアンプ/CDプレーヤー
-アンプは52,500円、プレーヤーは39,900円


3月上旬発売

標準価格:39,900円~52,500円


 オンキヨー株式会社は、単品コンポの新モデルとして2chのデジタルプリメインアンプ「A-973」と、CDプレーヤー「C-773」を3月上旬に発売する。価格はアンプが52,500円、CDプレーヤーが39,900円。カラーリングはいずれもシルバー。

 「'70年代のオーディオブームを支えた団塊の世代を中心に、各世代でピュアオーディオへの関心が高まっている」とし、フラッグシップモデルの技術を投入して高音質を実現しながら、価格を抑えたモデルとして訴求する。横幅は両モデルとも435mm。組み合わせるスピーカーとしては、2ウェイブックシェルフの「D-D1E」(27,300円/ペア)、「D-112E 」(42,000円/ペア)が提案されている。


■ A-973

A-973

 最大出力85W×2ch(4Ω時)のデジタルプリメインアンプ。ハイエンドAVアンプ「Integra」シリーズなどでも採用されている「VL Digital」技術を投入。デジタルアンプ特有のノイズを解消し、高精度なA/D変換を図っている。また、電源部に容量10,000μFのオーディオ用コンデンサを2個搭載するなど、安定性や応答性に優れた電源供給も実現した。

 全高調波歪率は0.08%(1kHz/1W出力時)。周波数特性は10Hz~60kHz(CD)。S/N比は100dB。電源コンデンサとスピーカー出力ラインに銅バスプレートを搭載。フロントパネルやボリュームなどの各つまみにはアルミニウム素材を使用。小音量でも音が痩せないという「オプティマムゲイン・ボリューム回路」も備えている。

 スピーカーターミナルはバナナプラグ対応。入力端子はアナログを6系統、フォノ(MM)×1を装備。出力はアナログを2系統、ヘッドフォンを1系統用意。電源ケーブルは着脱可能。消費電力は63W。外形寸法は435×344×124mm(幅×奥行き×高さ)で、質量は7.3kg。


■ C-773

C-773

 音楽CDに加え、CD-R/RWに記録したMP3ファイルの再生にも対応したプレーヤー。独自のアナログ波形生成技術「VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)」回路を採用。パルス性ノイズをローパスフィルタで低減するのではなく、ノイズの特性を分析し、プログラム制御でノイズを完全に取り除くというもので、MP3ファイルも「ピュアなサウンドで再現できる」という。

 DACには24bit/192kHz対応のWolfson製「WM8716EDS」を使用。デジタルノイズを抑え、位相のズレによる音質劣化を低減するほか、高精度クロックも装備。電源回路はデジタル/アナログ用に個別の回路を用意し、干渉を防いでいる。

 ほかにも、ディスクごとに最適値のサーボ量を自動調整するデジタルサーボ技術も投入されている。出力端子は光デジタルと同軸デジタル、アナログ音声を各1系統、ヘッドフォン出力も用意する。全高調波歪率は0.0029%。S/N比は106dB。外形寸法は435×315×81mm(幅×奥行き×高さ)。質量は4.4kg。

□オンキヨーのホームページ
http://www.jp.onkyo.com/
□ニュースリリース
http://www2.jp.onkyo.com/what/news.nsf/view/a973c773?OpenDocument
□関連記事
【2006年6月16日】オンキヨー、デジタルアンプ内蔵の小型CDレシーバ
-ワイヤレスUSBオーディオ機能を追加可能。2ウェイSPも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060616/onkyo.htm
【2006年3月15日】オンキヨー、「D-312E」をベースにした小型スピーカー
-2台1組42,000円。新開発ウーファ採用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060315/onkyo.htm

(2007年2月9日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.