iriver、WMV/MPEG-4再生対応の薄型メディアプレーヤー －新ホイールインターフェイスやmicroSDスロット装備

3月上旬発売 標準価格：オープンプライス

　株式会社iriver japanは、スピーカーを内蔵したポータブルメディアプレーヤー「X20」を3月上旬より発売する。内蔵メモリの違いで2/4/8GBの3モデルが用意され、価格はオープンプライス。直販価格は2GBが18,800円、4GBが22,800円。8GBは直販限定モデルで価格は29,800円。

2.2型/320×240ドットのカラー液晶を装備する

　2.2型/320×240ドット、26万色表示のカラー液晶を搭載したオーディオ/ビデオプレーヤー。対応動画形式はMPEG-4 SPとWMVで、解像度は320×240ドット、ビットレートは32～512kbps、フレームレートは15～30fpsをサポートする。X20用のビデオファイルは付属ソフトirver plus3で作成できる。

　対応オーディオ形式はMP3とWMA、OGG。ビットレートは8～320kbps(MP3/WMA)、Q1～Q10(OGG)。WM DRM10もサポートする。イコライザはNormal/Classic/Pops/Rock/Jazzの5モードとカスタムEQを用意する。

　再生周波数帯域は20Hz～20kHz、S/N比は90dB。ヘッドフォン出力は13mW×2ch。フォトビューワ機能やFMチューナのほか、ライン/ボイスレコーディング機能も装備する。

　インターフェイスは新開発のホイールコントローラを採用。ホイールを回して音量の上下やメニュー選択などが行える。また、液晶表示の向きを切り替え可能とし、右利きの人も左利きの人も操作しやすくしたという。

　microSDカードスロットも備えており、microSDカードを追加して、メモリ容量を拡張できる。さらにステレオスピーカーも内蔵し、ヘッドフォンだけでなくスピーカー出力も可能となっている。

microSDカードスロットを装備	背面。ステレオスピーカーも内蔵する

　ファームウェアは「UMS」(USBストレージ)とWM DRMファイルを扱える「MTP」の2種類を用意。USB 2.0端子を装備し、UMSでの利用時には付属のオーディオ管理ソフト「iriver Plus3」を、MTP時にはWindows Media Player 11が利用できる。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP/Vista。

　電源は着脱式のリチウムイオンバッテリ。バッテリ駆動時間は音楽再生時が約22時間(MP3 128kbps)、動画再生時が約6時間(MPEG-4 SP/320×240ドット/512kbps/30fps)。外形寸法は98.5×49.0×14.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約71g。

□iriver japanのホームページ
http://www.iriver.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.iriver.co.jp/company/news.php?article=292&cUrrent_pAge=
□製品情報
http://www.iriver.co.jp/product/?X20
【2005年9月2日】【デバ】超小型ビデオプレーヤー登場
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アイリバージャパン 「U10」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050902/dev127.htm
【2005年9月22日】アイリバー、「U10」の発売日を9月23日に決定
－「ファーム開発の遅れ」。ペ・ヨンジュンモデルも変更
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050922/iriver2.htm

( 2007年2月16日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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