◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
ヤマハ、ボーカルにこだわる「Soavo」ブックシェルフスピーカー
-1台126,000円の上位モデル。喜多俊之氏デザイン


写真はブラウンバーチ(MB)モデル
3月上旬発売

標準価格:126,000円(1台)


 ヤマハ株式会社は、ボーカルなど中音域の再生能力のリアルな再現を目指すスピーカー「Soavo」(ソアヴォ)シリーズの新モデルとして、ブックシェルフスピーカー「Soavo-2」を3月上旬に発売する。価格は1台126,000円。

 カラーリングはブラウンバーチ(MB)とナチュラルバーチ(MN)の2種類を用意。専用のスピーカースタンド「SPS-900」も同時期に発売。価格はペアで42,000円となっている。スタンドのカラーはシルバー。

 2006年9月より発売されている「Soavo」シリーズは、最上位モデルのフロア型「Soavo-1」(1台189,000円)や、ブックシェルフ「Soavo-900M」(1台78,750円)などをラインナップしているが、「Soavo-2」はSoavo-900シリーズの上位モデルに位置し、「Soavo-1」と同系列のモデルとなる。

 バスレフ型エンクロージャを採用した、2ウェイ、2スピーカーのブックシェルフ型。16cm径のコーン・ウーファと、3cm径のアルミドームツイータを採用。ウーファは「A-PMDウーファ」と呼ばれるもので、12cm径のフェライトマグネットや、SBRソリッドゴムサラウンドなどを使用。振動板に独自複合カーブコーンを採用することでフラットな特性で、張りのある透明な歌声を再現できるという。

 ツイータは振動板とボイスコイルボビンを一体成形したDC-ダイヤフラムツイータ。アルミマグネシウム合金製で、高域の透明感と解像度を向上させたという。ツイータプレートにはアルミダイキャストを使用。キャビネットからの振動を抑えている。

スタンド「SPS-900」と組み合わせたところ

 エンクロージャはバスレフ型。バッフル面上方の左右が傾斜したデザインが特徴で、平行面を排除することで不要共振を抑えている。インダストリアル・デザイナーの喜多俊之氏とコラボレーションしたというデザインで、各部の板厚を試聴しながら調整するなど、「響きと剛性、外観の美しさを調和させたデザイン」だという。

 システム全体の再生周波数特性は45Hz~50kHz(-10dB)、45Hz~100kHz(-30dB)。クロスオーバー周波数は3kHz。インピーダンスは6Ω。出力音圧レベルは88dB。スピーカーターミナルはバナナプラグ対応のネジ式。外形寸法は220×353×380mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は9.7kg。

 スタンド「SPS-900」はMDF材で構成。外形寸法は360×415×603mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は6.5kg。

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/2007/07021601.html
□関連記事
【2006年8月25日】ヤマハ、スピーカー新シリーズ「Soavo」を発表
-ミッドレンジを重視しボーカル再現を追求
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060825/yamaha.htm

(2007年2月16日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.