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エスケイネット株式会社は27日、ノートPCで利用可能な地上デジタルラジオの業務用評価カード「SK-DRC1000」の発売を開始した。価格は63万円。対応OSはWindos XP。開発はTBSラジオ&コミュニケーションズと共同で行なわれている。
地上デジタルラジオの1/3セグメント放送の受信に対応したPCカード型(TypeII)のチューナ。本放送が開始された際の監視に利用できるほか、放送前のコンテンツ(TS/BMLファイル)の再生にも対応し、コンテンツチェックにも使用可能。 デジタルラジオで採用されている映像フォーマットMPEG-4 AVC(H.264)や、音声フォーマットのMPEG-2 AAC SBRのデコードに対応。ただし、3セグメントのH.264動画には後日アップデートで対応。また、3セグメントを利用した5.1ch出力には対応していない。
P2プロファイル対応のブラウザを備え、BMLのデータ放送やEPGもサポート。放送局や番組名表示に加え、受信レベルや、音声のピークメーター表示も行なえる。 付属のロッドアンテナで受信できるほか、同軸のアンテナ入力に対応するF型変換ケーブルも付属する。外形寸法は54×115×13mm(縦×横×厚さ)、重量は約40g。 今後の展開については、「開発を通じたノウハウを、パソコン向けの外付け/内蔵モジュールや、据置き型ラジオ、ミニコンポ、ポータブルレシーバなどに生かすとともに、各メーカーへの受信モジュール/ソフトウェア供給を実施する」としている。
( 2007年2月27日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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