松下、受信性能1.6倍の車載用地デジ/ワンセグチューナ －2チューナ合成のスタンダード版。62,790円

4月19日発売 標準価格：62,790円

　同社は2月に、世界初となる4チューナ、4アンテナを搭載した車載用デジタルチューナ「TU-DTX300」(94,290円)を発売しているが、その技術や操作性を継承しながら2チューナタイプとし、低価格化したスタンダードモデル。各チューナの信号を合成して感度を高めているため、2番組表示はできない。

　12セグメントに加え、ワンセグ放送の受信にも対応。受信レベルの変化に合わせて12セグ/ワンセグを自動で切り替え、安定した受信表示を行なう「おまかせ受信モード」を装備。切替時間も短縮されている。

　独自の受信技術を導入し、高速走行時の受信性能を向上。12セグの場合、従来モデル(TU-DTV20)と比べて1.6倍に向上したという。受信した映像データは、同社の薄型テレビ「VIERA」シリーズにも搭載されている、高画質化回路「PEAKSプロセッサ」に入力。明るくきめ細かな映像が表示できるという。

　12セグのデータ放送/字幕表示に対応。緊急警報放送もサポートしている。ほかにも、中継局を使って放送している地域で、移動によって今まで見ていた番組が見えなくなった場合、リモコンの「中継局切換/サーチ」ボタンで受信状態の良い中継局を探し出し、番組を引き続き視聴できる機能も用意。自宅周辺などの普段の受信エリアと、出かけ先のエリア設定をリモコンで簡単に切り替えられる。

　専用拡張端子を備え、Strada/ビギンシリーズの車載用テレビと接続することで、高画質表示が可能。汎用的なAV入出力も各1系統備えている。外形寸法は178×130×27mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約670g。リモコンが付属。オプションでダイバーシティアンテナや接続ケーブルなどを用意する。

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－高速走行時の受信能力は2倍。ワンセグも対応で94,290円
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070205/pana.htm

(2007年3月14日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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