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バンダイビジュアル株式会社は、HD DVDビデオの同社第1弾タイトルとして、「FREEDOM 第1巻」を6月26日に発売する。北米向けの商品だが、同日に日本でも総合アニメサイト「.ANIME」にて発売。日本での価格は5,040円、北米での価格は39.99ドル。日本での予約受け付けは3月22日から。
【お詫びと訂正/3月23日記載】 ただし、北米向けソフトをそのまま日本で発売するため、メニュー構成や解説などはすべて英語。また、1枚のディスクにHD DVDレイヤーとDVDレイヤーを収めたツインフォーマットディスクとなっており、DVDプレーヤーでもDVDビデオとして再生できる。 なお、今回発表されたのはHD DVDソフトのみだが、バンダイビジュアルではこのタイトルを「次世代ディスク商品第1弾」と表現。「FREEDOM 第1巻を皮切りに、以降順次HD DVDおよびBlu-ray Disc商品を発売していく」と説明している。 特に、日本国内向けについては、HD DVDとBDビデオの両フォーマットでのリリースを準備しており、2008年2月末までに両フォーマットあわせて、30アイテムを発売する予定だという。 同社では22日から東京ビッグサイトで開催される「東京国際アニメフェア2007」の特設ステージにおいて、「次世代ディスクの取り組みと海外戦略発表会」を開催予定。その場で今後の発売計画などの詳細を明らかにするという。
■ FREEDOM 第1巻 バンダイビジュアルでは2006年11月に、メモリーテック、マイクロソフトと、HD DVD向けのVC-1エンコード画質の改善について技術協力すると発表。6月に発売されるFREEDOMでは、「その技術協力の成果を存分にご覧いただける」という。また、HDiを使用したネットワーク機能も盛り込まれている。 スーパージュエルケースとアートケースに収録。英語字幕も収めている。また、OVAシリーズの導入版として2006年10月に日本で発売したDVD「FREEDOM Previsited」に収録していた「プロローグ」、「予告編」も収めている。 米国ではバンダイビジュアルUSAが発売し、流通はジェネオンエンタテインメント(USA)が担当。日本ではアニメチャンネルが運営する統合アニメサイト「.ANIME」での販売となる。
なお、バンダイビジュアルではHD DVD/BDビデオのレーベルを、現在バンダイビジュアルUSAで使用しているレーベル名「オネアミス」で展開する。日本を含めた全世界で事業構築を目指すとしている。
□バンダイビジュアルのホームページ
(2007年3月20日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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