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デノンラボ、DALI製スピーカー「HELICON」新モデル
-新開発の磁気回路で低域強化。パーツも高品質に


4月上旬発売

標準価格:756,000円(ペア)


 株式会社デノンラボは、デンマークのスピーカーブランド「DALI」の創業20周年記念モデル「HELICON(ヘリコン) 400」のドライバユニット磁気回路などを強化した「HELICON 400 MK2」を4月上旬に発売する。価格はペアで756,000円。カラーはチェリー。

 高域をリボンツイータとソフトドームツイータで、中/低域を同口径のウーファユニットで構成する、4ウェイ4スピーカーのフロア型。HELICON 400からドライバユニットの磁気回路の強化や、ネットワーク回路用パーツのハイグレード化、エンクロージャの剛性向上などを行なった。

 ツイータはHELICON 400と同様に、25mm径ドームツイータと55×10mm(縦×横)のリボンタイプを1枚の6mm厚アルミボードにマウント。指向特性の広い高域再生を実現するという。

 ウーファはDALIカスタムメイドの165mm径ユニット2基。1基は700Hz付近でロールオフする「スタガード・ドライブ方式」。コーン紙はフラッグシップ「EUPHONIA」シリーズと同様にペーパーパルプにウッドチップをブレンドし、軽量性と高剛性を両立。激しい反復運動にもスピーディーに反応しながら歪みを低減するという。また、新開発の磁気回路により、より深い低域再生を実現するとしている。

ツイータ部 ウーファユニット ネットワーク部

端子部

 ネットワークは、無共振ファイバーボード上でハードワイヤリング。コンデンサには、より高いグレードの製品を採用した。

 システム全体の再生周波数帯域は31.5Hz~27kHzで、クロスオーバー周波数は700Hz/3kHz/13.5kHz。感度は88dB。インピーダンスは4Ω。推奨アンプ出力は50~300W。

 エンクロージャはMDF多層ラミネートと光沢仕上げ。フロントバッフルはMDFの2層構造で、剛性を確保しながら振動の影響を低減。ウーファユニットとネットワークボードが独立したチャンバー構造で、非対称ブレーシングにより、定在波や共振の排除を図っている。ベース部にはピアノフィニッシュを施した。

 スピーカー端子はバイワイヤリング/バイアンプ対応で、バナナプラグ/Yラグ接続もサポート。外形寸法は267×501×1,026mm(幅×奥行き×高さ/スパイク・端子部除く)、重量は32kg。スパイクフットやジャンパーワイヤーが付属する。


□デノンラボのホームページ
http://denon.jp/products/import.html
□ニュースリリース
http://denon.jp/company/release/dali_helicon400mk2.html
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( 2007年3月26日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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