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東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社は、21型の低温ポリシリコン有機ELディスプレイを開発した。同ディスプレイは11日から東京ビックサイトで開催される「ディスプレイ2007」に出展される。 パネル解像度1,280×768ドットの20.8型有機ELディスプレイ。低温ポリシリコンを用いた高分子タイプ有機ELとしては世界最大画面となる。 同社が培ってきた低温ポリシリコン技術とともに、大型化に有利な塗布型プロセスを用いて作成。RGB発色層には、高分子の有機EL材料を用い、インクジェット方式による塗り分けプロセスを採用することで、21型という大型化を実現した。 上面発光構造の採用と併せて、新たにナノテクレベルでの光取り出し構造を各画素内に付加。発光層からの光を外部に取り出す効率を改善した。これにより高輝度、低消費電力化を実現したという。 □東芝松下ディスプレイテクノロジー ( 2007年4月9日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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