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松下、「振動キラー」搭載/3.1chスピーカー内蔵AVラック
-VIERA Linkにも対応。実売9~10万円


SC-HTR300(上)とSC-HTR200(下)

4月27日発売

標準価格:オープンプライス


 松下電器産業株式会社は、3.1chスピーカーを内蔵するAVラック2モデルを4月27日より発売する。価格はいずれもオープンプライス。

50型「TH-50PZ700SK」と「SC-HTR300」を組み合わせて利用

 搭載可能な薄型テレビのサイズに合わせて2モデルを用意。店頭予想価格は、37~50型までのサイズに対応する「SC-HTR300」が10万円前後、32~42型までの「SC-HTR200」が9万円前後の見込み。

 前面にフロントL/Rのほかセンターを加えた計3基のスピーカーと、サブウーファも備えた3.1chスピーカー一体型ラックシステム。

 サブウーファの低音再生が原因で生じる不要振動を抑える「振動キラー」機能を搭載。13mm径のサブウーファユニットを2基、本体左右にそれぞれ配置する独自の「デュアルドライブ」方式を採用し、反作用を利用して低音による不要振動の65%をカットできるとしている。

 振動キラーで不要な振動を低減したことで、振動の影響を受けやすいガラス扉も前面に設置可能となった。ガラス扉を設けたことで、ラック内にホコリが溜まりにくく、収納機器が目立たない構造とした。


本体後部の両端を斜めにカットしてコーナー設置を容易にした 振動キラーの解説。相対する2基のサブウーファユニットが互いの振動を相殺するため振動を大幅に低減する 実際に触れても振動をほとんど感じず、デモスペースでも積極的にアピールしていた

専用のリモコンが付属する

 センターとフロントスピーカーは、1つのユニットで低~中音域と、高音域が再生できるという、独自開発の「ハイブリッド2wayコーンスピーカー」を採用、ユニットは6.5cm径。特に高音域の指向特性が広いとしている。

 アンプ部の最大出力はフロント40W×3ch、サブウーファは100W。ドルビーデジタル/DTS/AACなど各種デコーダを内蔵。3.1chで、5.1chの音場を再現する「ドルビーバーチャルスピーカー」やドルビープロロジックなどの機能が利用できる。

 HDMI入出力を各1系統備え、1080p映像信号の伝送や、音声入出力に対応するほか、VIERA Linkをサポートし、対応するDIGAやVIERAとの連携が可能。そのほかの入力端子は、光デジタル音声2系統、同軸デジタル1系統を装備する。

 外形寸法/重量はSC-HTR300が1,300×458×400mm(幅×奥行き×高さ)/47.1kg、SC-HTR200は、1,080×458×400mm/42.1kg


50型までに対応する「SC-HTR300」 42型までに対応する「SC-HTR200」

□松下電器のホームページ
http://panasonic.co.jp/index3.html
□ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070410-1/jn070410-1.html
□製品情報
http://panasonic.jp/theater/htr300/index.html
□関連記事
【2006年3月8日】松下、AVアンプと5.1chスピーカーセットなど6種
-リアスピーカーをワイヤレス接続可能
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060308/pana6.htm

( 2007年4月10日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]


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