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エプソン、「クールダウン不要」な小型プロジェクタ
-「電源ケーブルを抜くだけ」など2製品


EMP-X5

6月1日発売

標準価格:オープンプライス(EMP-X5)
       207,900円(EMP-822)


 セイコーエプソン株式会社は、データプロジェクタ「オフィリオ」の新モデル「EMP-X5」、「EMP-822」を6月1日より発売する。価格はEMP-X5がオープンプライスで、店頭予想価格は9万円台後半。EMP-822は207,900円。

EMP-822

 いずれも0.63型/1,024×768ドットの液晶パネルを採用した3LCDモバイルプロジェクタ。外形寸法はともに327×245×92mm(幅×奥行き×高さ)と共通ながら、EMP-X5は光学ユニットの最適化などで輝度2,200ルーメンを実現し、重量を2.7kgに抑えた。上位モデルEMP-822は重量2.9kgながら、輝度を2,600ルーメンに向上。アナログRGB入力を2系統備えるなどの強化を図っている。コントラストはともに400:1。

 液晶パネルや光学系は共通で、レンズは1.2倍の手動ズーム(F1.6~F1.7)で、1.8mの距離で60型投射が可能な短焦点型。投射サイズは30~300型。ランプは170WのE-TORL。電源ONから約5秒で出画できる「クイックスタートアップ」に対応する。

 EMP-X5では、電源OFF直後のクールダウンが不要な「ワンタッチオフ」に対応。ランプや電源ユニットに使用する部品の耐熱性を向上させたほか、自然放熱を最適化するために光学エンジン周辺のパーツ形状やレイアウトの見直しを実施。会議やプレゼンテーション直後にクールダウンを待つことなく、収納可能とした。

 また、EMP-822ではクールダウンだけでなく電源OFFも不要とし、利用中に電源コードを抜いて電源を落とせる「ダイレクトシャットダウン」に対応。より素早く収納ができる。EMP-X5は出力1Wのモノラルスピーカーを、EMP-822には出力7Wのモノラルスピーカーを内蔵している。

 自動台形歪み補正機能や黒板モードなど7つの画調モードを装備。映像入力端子はアナログRGB(D-Sub15pin)とS映像、コンポジットで、EMP-822のみアナログRGBを2系統装備。映像出力はアナログRGB(D-Sub15pin)を1系統備えている。音声入力はEMP-X5がアナログ音声×1(RCA)、EMP-822がアナログ音声×3(RCA×1、ステレオミニ×2)。EMP-822はアナログ音声出力も備えている。

 ソフトキャリングケースやリモコンなどが同梱されるほか、MP-822にはネットワーク経由で接続したプロジェクタを一元管理できるPC用ソフト「EMPMonitor」が付属。ブラウザからプロジェクタの状態確認などが可能となっている。

 EMP-X5には3,000台限定で50型携帯スクリーンを同梱するセットモデルも用意。店頭予想価格は9万円台後半。また、EMP-822にも3,000台限定でレーザーポインタ付きワイヤレスプレゼンマウスのセットモデルを用意する。価格は207,900円。

□エプソンのホームページ
http://www.epson.jp/
□ニュースリリース
http://www.epson.jp/osirase/2007/070424.htm
□関連記事
【1月17日】エプソン、3LCDのモバイルデータプロジェクタ2機種
-XGA/3,500ルーメンで約3kg。「EasyMP」モデルも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070117/epson.htm

( 2007年4月24日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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