|
株式会社インタラクティブ・プログラム・ガイド(IPG)は、展開している番組表配信サービス「Gガイド」において、新たに地上デジタル放送の番組表配信を4月27日から開始した。対応モデルの第1弾は、同日に発売された松下電器のプラズマテレビ「VIERA PZ700」シリーズ。 関東・近畿・中部地区でサービスを開始。TBS系列を中心とする全国32地区、32放送局と提携し、夏頃を目処に全国展開を予定している。 Gガイドは広告を表示することで、無料で利用できるEPGサービスとして地上アナログ放送やBS/110度CSデジタル放送などの番組表データを提供。液晶テレビなど、対応機器は現在までに1,200万台にのぼるという。
地上デジタル放送のEPGは、従来の地上アナログ用のGガイドをベースに開発。新たに、お勧め番組情報が表示される「トピックス」コーナーで、静止画表示が可能になった。広告は従来通り表示されるが、テキスト広告の詳細を表示した画面でも、静止画表示が可能になっている。 また、「トピックス」からの視聴予約/録画予約が可能になり、トピックスに表示される情報も8日先のものから、9日以上先の情報へと増加する。また、逐次更新されるSI(Service Information)情報と連動しているため、「スポーツ中継の延長や緊急特番による放送時間変更にもリアルタイムに近い形で対応でき、録画の失敗が無い」という。 また、放送局が編成変更してから5分以内で最新の番組情報が取得可能。番組に関連する人物やキーワード情報から直接番組検索も行なえる。 地上デジタル放送では、放送局自身がEPG情報を配信しているため、Gガイドに対応していないテレビなどでもEPG表示を利用できている。IPGでは「静止画表示やスピーディーな情報更新などで差別化し、採用機器を増やしていきたい」としている。
なお、対応モデル第1弾の「VIERA PZ700」シリーズでは、リモコンのEPGボタンを押すと、Gガイドの地上デジタル用EPGが表示される。Gガイドの地上デジタル用EPGの配信がまだ行なわれていない地域では、放送局が提供するEPGデータが表示される。
□IPGのホームページ
(2007年4月27日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|