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クリエイティブメディア株式会社は、PC用サウンドカード「Sound Blaster」シリーズに、Windows Vista対応パッケージとなる「X-Fi Elite Pro」(SB-XFI-ELR2)と、「X-Fi Platinum Fatal1ty Champion Series」(SB-XFI-PLFCS)の2モデルを追加、5月中旬より発売する。 価格はオープンプライスで、同社直販サイトの価格は、X-Fi Elite Proが42,800円で、X-Fi Platinum Fatal1ty Champion Seriesが29,800円。対応OSはWindows XP/Vista。
2005年9月に発売した「X-Fi Elite Pro」、「X-Fi Fatal1ty FPS」の2モデルとハードウェアは同等で、Windows Vista対応ドライバなどが付属するモデルとなる。ただし、3月公開時のドライバと同じく、Vista上ではドルビーデジタル/DTSデコードや、DVDオーディオ再生などの一部機能が利用できない。 同社製バンドルソフト「Media Source」、「Smart Recorder」、「WaveStudio」の3本が全てVistaに対応した。ただし、「Cubase LE」などサードパーティ製のバンドルソフトはVistaに対応していない。 なお、既存のユーザー向けには、Vista用ドライバ及び、Media Sourceが既に同社Webサイトで公開されているが、Smart RecorderとWaveStudioのVista対応バージョンについては、近日中に公開予定。 そのほかの製品仕様に変更はなく、2モデルともDSPとして「X-Fi Xtreme Fidelity」を搭載し、オーディオ専用メモリ「X-RAM」を64MB備える。 MP3などの圧縮音源再生時に、音質を補正する「X-Fi Crystalizer」や、MP3などの音源をサラウンド音声にリミックスする「X-Fi CMSS-3D」などのサラウンド機能が利用可能。DVDオーディオの5.1ch再生に対応するほか、THX認定も取得。ドルビーデジタルEX/DTS-ES対応デコーダも備えている。また、ゲームでは「EAX ADVANCED HD 5.0」をサポートする。 X-Fi Elite Proのアナログ入力は、24bit/96kHzで6chまで対応。S/N比116dBで、外付けのI/Oモジュール「X-Fi I/Oコンソール」が付属する。 X-Fi Platinum Fatal1ty Champion Seriesのアナログ入力は、24bit/96kHzで4chまで対応。S/N比は109dB。PCの5インチベイに内蔵するI/Oユニット「X-Fi Fatal1ty Champion Series I/Oドライブ」が付属する。 □クリエイティブメディアのホームページ ( 2007年5月9日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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