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ソニーは、PCを利用せずに、AVCHDカメラのハイビジョン映像をダビング可能なDVDライター「VRD-MC5」を8月10日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後の見込み。 HDDやメモリースティック記録のAVCHDカメラで撮影した映像を、ハイビジョン画質のままDVDメディアにダビングできるDVDライター。作成したAVCHDディスクは、PS3などのAVCHD対応機器で再生できる。対応するDVDメディアはDVD+R DLのほか、DVD±RやDVD±RW。ただし、DVD+R DLは、アナログ接続とi.LINK接続時にのみ利用できる。 対応するAVCHDカメラは、7月発売の「HDR-SR7」、「HDR-SR8」、「HDR-CX7」や、2006年10月発売の「HDR-SR1」。 8cmDVD採用のAVCHDカメラ「HDR-UX1」、「HDR-UX5」、「HDR-UX7」のハイビジョン映像のダビングには対応せず、SD解像度のみの対応となる。HDVカメラについても、カメラ側でDV変換してi.LINKから出力するか、アナログ接続によるSD解像度でのダビングのみとなる。 接続にはUSBを利用し、ダビング時間はXP画質の映像60分の場合で約40分。本体には「録画ボタン」を装備。USB接続で、「録画ボタン」を押すだけで、カメラ内の全ての映像がダビングできる。また、ハンディカム本体や、クレードルの「ハンディカムステーション」の「ワンタッチディスクボタン」を押せば、ダビング時の情報を本体に保持しておくので、ダビングしていない新しい映像のみをダビングすることも可能。 本体天面には、2.5型液晶ディスプレイを搭載。接続したAVCHDカメラ内の映像一覧が表示可能で、撮影日付や、サムネイル画像などから指定した映像のみをダビングすることもできる。
AVCHDディスクだけでなく、通常のDVDプレーヤーで再生可能な、SD解像度のDVD作成も行なえる。 USB接続対応の8cmDVDカメラ「DCR-DVD508/308」などにも対応し、3枚の8cmDVDメディアの映像を1枚の12cmDVDメディアにまとめて保存できる。また、HDD内蔵「DCR-SR300/62」などのダビングも可能。 S映像/コンポジット入力、アナログ音声入力(RCA)を各1系統備え、AVCHDカメラのアナログ映像出力を利用し、撮影したハイビジョン映像をSD解像度でのダビングも行なえる。 DV入力端子も装備し、DVカメラで撮影した映像を等速でDVDビデオへダビングできる。 メモリカードリーダを搭載し、静止画のDVDバックアップが行なえる。対応メモリカードは、メモリースティック/PRO/Duo/PRO Duo、SDHC/SDメモリーカード、xDピクチャーカード、コンパクトフラッシュなど。なお、メモリカードリーダからの映像のバックアップには対応しておらず、「HDR-CX7」で撮影したAVCHD映像のダビングは、USB接続時のみ利用できる。 静止画DVD作成時には、本体内蔵音源のほか、メモリーカード内のMP3ファイルを利用したBGM付きスライドショーDVDも作成できる。 電源はACアダプタを利用。外形寸法は193×222.5×65mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.5kg。
□ソニーのホームページ ( 2007年5月29日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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