ティアック、VRDS-NEO搭載最上位ユニバーサルプレーヤー －「UX-1Pi」。1080p対応HDMIやi.LINKを新搭載

6月上旬発売 標準価格：147万円

　株式会社ティアック エソテリック カンパニーは、ユニバーサルプレーヤー最上位モデル「UX-1Pi」を6月上旬より発売する。価格は147万円。

　2006年1月より発売した「UX-1Limited」の映像系やVRDS-NEOメカニズムをアップグレードした、同社製ユニバーサルプレーヤーのフラッグシップモデル。UX1やUX-1Limitedからのバージョンアップも実施し、価格は21万円。

UX-1Pi

　UX-1Limitedからの変更点はVRDS-NEOのリファインと映像系の機能強化を図ったこと。

　独自のノンフローティングメカニズム「VRDS-NEO」は、新たにスピンドル軸受け部に専用の高精度加工を施したセラミックボールベアリングを採用。低速から高速まで滑らかで精度の高い回転制御を実現した。また、トレー収納時にシャッターが閉まり、シャッター自体をフロントパネルに機械的にロックする機構を搭載。機密性を高め、外部からの音圧や振動による音質への悪影響を排除した。

　映像回路については、アナログ系のビデオDACを最新のアナログデバイス製14bit/216MHz対応「ADV7324」に変更。デジタル系にはアンカーベイテクノロジー製のスケーラー「ABT1018」を、IPコンバータにはジェネシス製のFLI2310を採用した。

　また、新たにVer.1.3対応のHDMI出力端子を装備し、1080p出力に対応する。HDMI端子からのSACD音声出力には対応しない。なお、UX-1Limitedで搭載していたDVI端子は省略されている。フローレートコントロール対応のi.LINK(6pin)や、機器制御用のRS-232C端子も新搭載した。

　再生可能なディスクはDVDビデオ、DVDオーディオ、SACD、CD、CD-R/RW、ビデオCD、DVD-R/RW。

　映像出力端子は、HDMI(Ver.1.3対応)とD2、コンポーネント(BNC)、S映像、コンポジットを各1系統用意。音声出力は、アナログ5.1ch(RCA)と、アナログ 2ch(XLR)を各1系統装備するほか、i.LINK×1、光デジタル出力、同軸デジタル出力(RCA)を各1系統装備。

　ワードシンク入力(BNC)を備え、マスタークロック・ジェネレータとの接続も可能。外形寸法は442×353×153mm(幅×奥行き×高さ)。重量は24kg。リモコンも付属する。

背面。新たにHDMI出力やi.LINK(6pin)を搭載した	リモコン

□ティアック エソテリック カンパニーのホームページ
http://www.teac.co.jp/av/index.html
□製品情報
http://www.teac.co.jp/av/esoteric/x01_ux1/ux1pi.html
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－DCDi回路にオートモード。UX-1/3などが対象
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【2005年12月15日】エソテリック、ハイエンドユニバーサルプレーヤーを機能強化
－従来ユーザーには105,000円で有償アップグレード
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20051215/teac2.htm

( 2007年5月29日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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