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日本のアニメ/映画/ゲーム関連イベントをまとめた「CoFesta」
−テーマ曲は久石譲。「3年後に会期16日間を目指す」


6月12日発表


 日本で開催される映画やアニメ、ゲーム、漫画、音楽などの各種イベントを、一定の期間中に開催することで、日本のコンテンツを世界に総合的にアピールするフェスティバル「JAPAN 国際コンテンツフェスティバル」の記者発表会が12日、東京・国立新美術館で行なわれた。

司会はフジテレビの藤村さおりアナウンサーが担当した

 クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏によるシンボルマークが公開されたほか、公式テーマ曲をジブリアニメなどで知られる久石譲氏が手掛けることが明らかになった。なお、3月の発表時には愛称を「ConFes」(コンフェス)としていたが、今回「CoFesta(コ・フェスタ)に改められた。

 9月20日開幕の「東京ゲームショウ」をスタートとし、東京国際映画祭などが終了する10月28日をフェスティバルの終了日とする予定。オープニングセレモニーでは、久石譲氏が90人の東京フィルハーモニー交響楽団と共に、ライヴも披露するという。

 CoFestaは、東京ゲームショウや東京国際映画祭、秋葉原エンタまつりなど、これまで各業界で開催されていた大規模イベントを、一定の期間中に開催することで、まとまりを与えようという試み。「日本のコンテンツを総合的に世界へアピールする」ことを目的としているため、海外から見て「CoFestaの期間中に日本に行けば、日本の映画やゲーム、アニメなどのイベントに多数参加できる」と認識されることが狙い。

 初回となる2007年には、以下の12イベントがCoFestaに参加するイベントとして連携していく。参加イベントは今後も増加するほか、小規模なイベントもパートナーイベントやフレンドシップイベントとして同フェスティバルに参加する可能性があるという。

イベント名 会期
(場所)
イベント内容
東京ゲームショウ 2007 9月20日〜23日
(幕張メッセ)
ゲームをメインとしたコンピュータエンタテイメントの総合展示会
DiGRA 2007 9月24日〜9月28日
(東大 本郷キャンパス)
デジタルゲームの国際学術大会
CEDEC2007 9月26日〜9月28日
(東大 本郷キャンパス)
ゲーム開発のデベロッパーが参加し、業界動向などに関するカンファレンスを実施
Japan Animation
 Contents Meeting 2007
(JAM 2007)
10月4日〜10月7日
(秋葉原UDX)
アニメキャラクターを中心とした商品展開の活性化を図るビジネス・ショーケース
ASIAGRAPH 2007 10月11日〜10月14日
(秋葉原UDX)
クリエイターや研究者、学生、企業など、CG関係者が会するセミナーや展示イベント
TAM
東京アジアミュージックマーケット
10月15日〜19日
(恵比寿、渋谷)
日本やアジア各国のアーティストのライヴ。レコード業界幹部を集めた会議など
第20回 東京国際映画祭 10月20日〜28日
(六本木ヒルズ)
(渋谷Bunkamura)
日本最大の国際映画祭
TIFFCOM 2007 10月22日〜24日
(六本木ヒルズ)
日本を中心としたアジア地域の映画やテレビ、アニメ、漫画、ゲームなどの国際マーケット
秋葉原エンタまつり2007 10月20日〜28日
(秋葉原電気街/UDX)
漫画、ゲーム、ホビーなどの紹介イベントを秋葉原で開催
(コミックフェスティバル同時開催)
第34回「日本賞」
 教育番組国際コンクール
10月23日〜29日
(渋谷NHK放送センター)
教育番組の国際コンクール
ATP賞テレビグランプリ 10月23日
(六本木
ハリウッドホール)
年間で最も優れたテレビ番組を顕彰
TCM東京コンテンツマーケット 10月25日〜26日
(六本木ヒルズ)
アニメ、ゲーム、映画などのジャンルにおける新人発掘イベント

 「東京ゲームショウ」なども、CoFestaの中の1イベントと数えられることになるが、イベント名が「CoFesta」に変わるわけではない。各イベントが、ジャンルの枠を超えて横断的に連携することで、日本の魅力や才能、商品を総合的に、わかりやすく世界に紹介することが狙いとなる。

実行委員会の副委員長で、エグゼクティブプロデューサーも担当する重延浩氏。久石氏に楽曲を依頼したところ「何かが起こる予感がする。ワクワクする気持ちで作曲する」というコメントをもらったという

 実行委員会の副委員長で、エグゼクティブプロデューサーも担当する重延浩氏は「このイベントを開催するにあたり、真っ先にニューヨークへ飛んだ。そこで5番街に出来たアップルストアやMOA美術館などに触れ、“コンテンツやデザインが世の中を変えられる”という確信を得た」という。

 その上で「日本では漫画やアニメ、映画、放送などが互いに連携するのが当たり前になっている。世界に“こういうモデルがあるんだ”と伝えたい。また、ワンセグや携帯電話、ポッドキャスティングなども踏まえてコンテンツを考える時代。新技術との連携も必要になる。海外の人に“日本が新しいものを示してくれた”と思われるような、ワクワクするフェスティバルにしたい」と意気込みを語った。

 次いで、佐藤可士和氏がシンボルマークを発表。「様々なコンテンツが連携するという意味を込め、放射状のデザインにした。全体ではContentsの“C”を表している」という。なお、このデザインはグラデーション違いのバリエーションも用意する予定で、各参加イベントでも使われる予定。佐藤氏はフェスティバルのオープニングイベントのステージデザインなども手掛けるという。

佐藤可士和氏 シンボルマークには、グラデーション違いのバリエーションも用意する

発表会で配られた資料用バッグも佐藤氏によるデザイン ミシン目に沿って取っ手部を切り離すと、クリアファイルとして使用できる

 なお、会期が約40日と長いことについて重延氏は「1年目は各イベントの開催期間をずらせなかったが、以降は私もワガママになる。短い期間に押し込む方向でお願いしたい。具体的には3年目に16日間を目指している。土曜日にスタートし、2週間過ぎた日曜日までというイメージ。その期間中に海外の方は各イベントに参加し、合間に秋葉原やTokyo Midtownなどを見て欲しい」と語った。

 発表会の最後には、各イベントの代表者が登壇。それぞれのイベント概要を説明した。秋葉原エンタまつり運営事務局の鈴木則道氏は「UDXを中心に、秋葉原のお店も巻き込んだイベントにしたい。また、今年からコミック出版社と協力し、日本のコミックがいかに世界展開しているのかを紹介したり、権利関係を含むビジネスセミナーなどを行なう“コミックフェスティバル”も併催する予定」だという。「前年は期間中16万人が参加したが、今年はそれを越えるものにしたい」とした。

実行委員会の大谷信義委員長「わが国のコンテンツの良さを世界にアピールし、各業界のさらなる発展に繋げたい」という 副委員長の依田巽氏は、参加したカンヌ国際映画祭で日本コンテンツのパワーを実感したという 各イベントの代表者が登壇した

発表会は国立新美術館で開催された


□CoFestaのホームページ
http://www.cofesta.jp/
□関連記事
【3月23日】日本のアニメやゲーム関連イベントをまとめた「ConFes」が始動
−ゲームショウや国際映画祭などが連携。世界にアピール
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070323/confes.htm

(2007年6月12日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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