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松下、同社初の37型フルHD液晶VIERA
-残像低減「フルHD Wスピード」搭載


9月1日発売

標準価格:オープンプライス


 松下電器産業株式会社は、1,920×1,080ドット/フルHDパネルを搭載した37型液晶テレビ「TH-37LZ75」を9月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は30万円前後の見込み。

 IPSアルファテクノロジ製の1,920×1,080ドット「フルハイビジョンIPSαパネル」を採用。VIERAシリーズの液晶テレビとしては初のフルHDパネル採用モデルとなる。通常の2倍となる120フレーム表示を行ない液晶特有の残像感を低減する「フルハイビジョンWスピード」を搭載。大幅に残像感を低減し、動画解像度は600本以上を実現している。視野角は上下/左右178度。

 新開発の「フルハイビジョンWコントラストAI」を搭載し、コントラスト比7,000:1を達成。1フィールドごとに1画素単位で映像情報をピックアップし、映像シーンの特徴に応じてガンマ制御などを行なう「ダイナミックコントラストエンハンサー」と、バックライト輝度をリアルタイムに制御し、暗い画面ではバックライト光量を1/7まで低減させ、引き締まった黒とコントラスト感の向上を図る「インテリジェントバックライトコントローラ」により、立体感ある映像再現を図っている。

 ハイビジョン入力信号に対しても、適切なノイズ低減処理などを施すことで、より鮮明でクリアな映像再現を実現するという「HDオプティマイザー」も搭載。奥行きある映像再現を図る、クリアーピクチャーなどの高画質技術も備えている。

 チューナは地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログに対応。番組表は3/5/7/9/14/19チャンネル分の切替が可能で、最高19チャンネル/12時間分の表示が可能な「新ワイドインテリジェントテレビ番組ガイド」を搭載する。

 入力端子はHDMI×2、D4×2、S映像×3、コンポジット×4、アナログRGB(D-Sub15 ピン)×1、アナログ音声×4を装備。

 HDMIはVIERA Linkに対応。レコーダの操作に加え、ラックシアターシステムの操作もVIERAのリモコンから行なえる。同社のハイビジョンビデオカメラとHDMI接続し、巻き戻しや早送り、再生などの基本操作にも対応する。

 SDHCカードスロットを備え、静止画表示機能「テレ写」も使用可能。Ethernet端子も備えており、アクトビラにもアクセス可能。ただし、アクトビラのVODサービス「アクトビラ ビデオ」には対応していない。

 内蔵スピーカーには、竹繊維振動板を用いたユニットを使用。12×6cmのフルレンジユニットを2基内蔵する。出力は10W×2ch。スタンダード/スタジアム/ミュージック/シネマ/ニュースの5つのサウンドモードを備えている。

 消費電力は184W、年間消費電力量は183kWh/年。外形寸法は913×300×687mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約26.5kg。リモコンは新らくらくリモコン。

□松下電器産業のホームページ
http://www.panasonic.co.jp/index3.html
□ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070809-3/jn070809-3.html?ref=news
□製品情報
http://panasonic.jp/viera/products/lz75/index.html
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-32/26型の「VIERA LX75」。コントラスト7,000:1
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070129/pana1.htm

( 2007年8月9日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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