|
株式会社東芝は、スリムベゼルを採用し、リビングにマッチするデザインにこだわった液晶テレビ「REGZA RF350シリーズ」を9月下旬より発売する。46型パネルを採用した「46RF350」と40型の「40RF350」を用意し、価格はともにオープンプライス。店頭予想価格は46型が39万円前後、40型が33万円前後の見込み。
ボディカラーは46型がエスプレッソブラック(K)、ロセットレッド(R)の2色。40型ではブラックとレッドに加え、チーニョホワイト(W)、マリノブルー(B)の合計4色をラインナップする。REGZAは、ハイエンドのZシリーズ、HDDレコーダ内蔵のHシリーズ、ベーシック機Cシリーズの3ラインナップで製品展開してきたが、RF350は「これまでと違うデザイン軸と、こだわりの画質の融合を融合したライフコンシャスREGZA」と位置付けられている。 46RF350、40RF350ともに、1,920×1,080ドットのフルHDパネルを採用。パネルメーカーは非公開だが、VA系のパネルを採用する。いずれも10bitパネルで、広色域バックライトによる色再現性の向上を図っている。ただし、120Hz駆動による残像低減機能は備えていない。 絵画の額装をイメージしたスリムなフレームが特徴。横幅を小型化したことで、従来の42型(REGZA Z2000)の設置スペースに46型を、37型の設置スペースに40型を設置可能とした。
映像エンジンは質感リアライザー、ディティールリアライザーなどを搭載した「新メタブレイン・プロ」。14bit精度の映像処理により高画質化を図っている。基本的な絵作りは同社のREGZAシリーズで共通だが、ハイエンドモデルのZ3500シリーズに新搭載した「パワー・質感リアライザー」、「パワー・ディティールリアライザー」、「階調クリエーション」などは備えていない。 10bitパネルや14bit映像処理、広色域バックライトなどの採用により、HDTV規格(ITU-R.BT709)比で114%の色再現性能を実現している。また、x.v.Colorにも対応している。 チューナは地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログを各1系統装備。番組表は7チャンネル/6時間の番組表示が可能な「レグザ番組表・ファイン」。HDMI入力(1080/60p、24p)は2系統装備しており、HDMI連携機能の「レグザリンク」に対応。レグザのリモコンからVARIDIAへの録画予約/番組再生や、対応AVアンプとの連動動作が可能となっている。 HDMIのほか、D4×1、S映像×2、コンポジット×3などの入力端子を装備。光デジタル出力端子も備えている。スピーカーはオンキヨーと共同開発したスリット型バスレフを採用した「パワージェットスリットスピーカー」。アンプはClass-Dのデジタルアンプで、出力は10W×2ch。Z3500シリーズとの違いは、DSPサウンドイコライジングシステムが省かれたこと。
□東芝のホームページ ( 2007年8月20日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|