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日本ビクター株式会社は、120Hz倍速駆動により残像感を低減する液晶テレビ「エグゼ LC205」シリーズ2モデルを9月中旬より順次発売する。32型「LT-32LC205」と、37型「LT-37LC205」の2モデルを用意し、価格はいずれもオープンプライス。 発売日と店頭予想価格は、32型が9月中旬発売で20万円前後、37型が10月中旬発売で26万円前後の見込み。
5月に発表した倍速駆動対応のフルHD液晶テレビ「LH805」シリーズで採用した映像エンジンや、高音質機能などを踏襲した倍速WXGAモデル。 液晶パネルは1,366×768ドットの倍速対応VAパネルで、輝度は500cd/m2。LH805シリーズ用に開発した予測生成アルゴリズムや、フルHD対応のために強化した映像エンジン「倍速GENESSA」を採用。 本来フルHDパネル向けに開発した中間映像生成技術をWXGAモデルに搭載することで、余裕を持った倍速駆動を実現。従来の倍速WXGAモデルと比べてさらに映像再現性を高めたという。 チューナは、地上/BS/110度CSデジタルと、地上アナログに対応。 出力10W×2chのスピーカーを内蔵。小型スピーカーで低音を増強する「MaxxBass」や、高域再生性能を高める「MaxxTreble」、ステレオ感を高める「MaxxStereo」、急激な音の変化を抑える「MaxxVolume」の4つのモードを備える高音質機能「Maxx Audio」を搭載する。 視聴モードとして、テレビ/シネマ/シアタークール/シアターウォーム/ダイナミックの5つを用意。映像や環境に合わせて、リモコンの「明/暗ボタン」で、切り替えて利用できる。映像だけでなく音質設定も同時に変更される。 ニュースやセリフを聞き取りやすくする「きき楽」機能として、「はっきりステレオ」、「ひっそりモード」、「ゆっくりトーク」の各モードを用意する。 「画面で見るマニュアル」には、主な使い方を説明する「使い方入門」を収録するほか、困った時に解決策などをワンタッチで呼び出せる「お助けガイド」ボタンをリモコンに装備する。 Ethernet端子を搭載し、テレビ向けネットサービス「アクトビラ」に対応。DLNA Ver.1.0もサポートし、PCなどのDLNAサーバー上のメディアファイルをネットワーク経由で再生できる。 1080i対応のHDMI入力(Ver.1.3)を3系統装備するが、HDMIリンク機能(CEC)には非対応。その他の入力端子類はD4、コンポーネントを各1系統、S映像を2系統、コンポジットを3系統(S映像と排他)、アナログ音声(RCA)4系統を装備。光デジタル音声出力やモニター出力端子、ヘッドフォン出力も備える。 消費電力は37型が187W(待機時0.2W)、32型が169W(同0.2W)。年間消費電力量は37型が162kWh/年、32型が147kWh/年。スタンドを含む外形寸法/重量は37型が91.9×31.2×65.2cm(幅×奥行き×高さ)/22.9kg、32型が80×24.4×59.2cm(同)/16.7kg。
□日本ビクターのホームページ ( 2007年8月30日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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