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三洋、ワンセグ録画対応ナビ「ゴリラ」&「ミニゴリラ」
-ケータイで録画したワンセグも再生可能


10月15日発売

標準価格:103,950円~117,600円


 三洋電機株式会社は、カーナビゲーションの新製品として、ワンセグ放送の受信に対応し、新たに録画機能もサポートした2モデルを10月15日に発売する。5.8V型液晶を採用した「ゴリラ」の「NV-SD580DT」と、4.5V型液晶採用で充電池内蔵の「ミニゴリラ」、「NV-SB260DT」を用意。価格は「NV-SD580DT」が117,600円、「NV-SB260DT」が103,950円。

 2GBの内蔵メモリに地図データを収録したポータブルナビ。両モデルの違いは液晶のサイズ以外に、ミニゴリラのみ充電池を内蔵していること。「ゴリラ」シリーズは車載などでの使用を想定。ミニゴリラは徒歩や自転車など、よりパーソナルな使用を想定したモデルとなる。


■ NV-SD580DT

NV-SD580DT

 従来モデルの4.5V型から、液晶サイズを5.8V型に大型化。視認性やタッチパネルによる操作性を向上させながら、外形寸法は100.5×177×33mm(縦×横×厚さ)、重量は約570g(本体のみ)に抑えている。手持ちで使用する場合は、別売の電池パックが必要。

 SDメモリーカードスロットを備えており、ワンセグの録画に対応した。2GBカードの使用で最長約10時間の録画が可能。SDHCには対応していない。録画フォーマットはSD-Video形式。同形式で録画されたワンセグ番組ならば、携帯電話で録画したデータでも再生できるという。

 EPG表示には対応しているが、予約録画には非対応。録画中に最大4時間まで、30分単位で自動録画停止を設定できる。なお、録画が行なえるのはAC電源接続時のみ。また、FMトランスミッタも内蔵しており、ワンセグの音声などをカーステレオのチューナに送信できる。

 SDカードに記録したMP3ファイルの再生もサポート。ナビ機能としては、メモリ内蔵型ポータブルナビとしては業界で初めて、FM多重VICSチューナを内蔵。渋滞情報をリアルタイムに受信できる。ワンセグ用アンテナは2段伸縮式タイプを内蔵。内蔵スピーカーは1Wのモノラル。


■ NV-SB260DT

NV-SB260DT

 リチウムイオン充電池を内蔵したミニゴリラ。ワンセグ受信に加え、録画にも対応。録画方式や、携帯電話で録画した番組の再生、EPG表示なども、SD580DTと同様にサポートしている。FMトランスミッタも内蔵する。

 SD580DTとの違いは、FM多重VICSに対応していないことと、SDカードに記録したMP3ファイルの再生に対応していないこと。また、バッテリ駆動時でも録画は行なえる。

 液晶サイズは4.5V型。スピーカーは1W出力のモノラル。外形寸法は83×143×34.8mm(縦×横×厚さ)、本体のみの重量は340g。

□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0709news-j/0921-1.html
□関連記事
【2006年11月9日】三洋、“手のひらサイズ”ワンセグ搭載ナビ「ミニゴリラ」
-4.5型ワイド液晶。地図は1GBメモリに収録
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20061109/sanyo.htm

(2007年9月21日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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