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日本ビクター株式会社と株式会社ケンウッドは1日、カーエレクトロニクスやホーム/ポータブルオーディオに関する技術開発合弁会社J&Kテクノロジーズ株式会社を設立した。 両社は、7月24日に業務資本提携契約を締結。2008年の経営統合を目指して、両社が設置したコラボレーション委員会を中心に、共同開発や部品の共同調達などによるシナジーの創出を目指し、検討を続けてきた。1日に設立した新会社では、両社のカーエレクトロニクス、ホームエレクトロニクスに関する共同開発を実施するとともに、製造の相互委託や、部品の共同調達、ITインフラストラクチャーの共用化、知的財産権の共有などを目指していく。 具体的には、カーナビ用の「ナビ・エンジン」を共同で開発。開発期間の短縮と開発費の抑制を図るとともに、両社のナビゲーションに関する事業戦略を強化。両社の市販市場、OEM向けのナビゲーションビジネスを100万台規模に拡大することを目指す。 また、カーマルチメディアプラットフォームも共同開発。デジタルチューナや音楽、映像再生に関するプラットフォームを共同開発し、カーエレクトロニクス事業の製品ラインナップ拡充を図る。さらにホーム/カーオーディオの音楽再生プラットフォームの共同開発により、商品競争力の強化を図る。 J&Kテクノロジーズの資本金は2億4,500万円で、日本ビクター50%、ケンウッド50%の折半出資。親会社との兼務者も含め、開発人員は130人。 □ビクターのホームページ ( 2007年10月1日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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