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株式会社オーディオテクニカは、同社ノイズキャンセリング製品の第2弾として、カナル型(耳栓型)イヤフォンタイプの「ATH-ANC3」を2008年春に発売する。価格はオープンプライス。「1万円を切る価格を目指している」(同社)という。 また、「ATH-ANC3」で使われているイヤフォン部分のベースモデルとして、ミドルクラスのカナル型イヤフォン「ATH-CKM50」を11月22日に発売する。ノイズキャンセル機能は搭載していない通常のイヤフォンで、価格は6,300円。ブラック(BK)、レッド(RD)、ホワイト(WH)の3色を用意する。
■ ATH-ANC3
2月に発売した、同社初のノイズキャンセリングヘッドフォン「ATH-ANC7」(QuietPoint/実売2万円前後)に続く、ノイズキャンセリング製品の第2弾。同じ「QuietPoint」シリーズと位置付けられている。 詳細な仕様は未定だが、新設計のANC回路を搭載したことで、イヤフォンタイプながら「ATH-ANC7」に匹敵する、ノイズ85%カットというキャンセル能力を実現したという。
ケーブルの途中に電源とノイズキャンセル回路を内蔵したコントロールボックスを用意。ON/OFFのスライド式スイッチに加え、モニタースイッチも用意。ただし、モニター機能はハウジング部に搭載したノイズ集音マイクの音を出力するのではなく、ヘッドフォンアンプをOFFにするだけの機能だという。
イヤフォン部分には、12.5mm径の新開発ユニットを搭載。集音用マイクは、ハウジングの外側にあるオーディオテクニカのロゴマークの内側に設置。ロゴマークがスリットになっており、そこから音を拾っている。 コード長は1.5m。コントロールボックスから接続端子までが20cmと短く、ボックスからイヤフォンまでは1.2mとなっている。連続使用時間など、詳細な仕様は未定。
■ ATH-CKM50
新開発の12.5mm径ユニットを搭載した、カナル型イヤフォン。前述の「ATH-ANC3」のイヤフォン部は、この「ATH-CKM50」がベースになっている。ユニットはダイナミック型。パワフルなサウンドを実現するというダイレクトマウント方式を採用している。
出力音圧レベルは104dB/mW。再生周波数帯域は5~24kHz。最大入力は200mW。インピーダンスは6Ω。コードは60cmのY型で、コードを除いた重量は約7g。端子はステレオミニで金メッキ仕様。S/M/L、3サイズのイヤーピースを付属。キャリングポーチや1mの延長コードも同梱する。
□オーディオテクニカのホームページ
(2007年10月4日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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