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■ RWCはワンセグ内蔵ポータブルナビの新モデルを出展 株式会社アールダブリューシー(RWC)は、韓国CARPOINT製ポータブルナビの新モデルとして、7型液晶搭載のワンセグ内蔵ポータブルナビ「RM-Z7000」と、バイク向けポータブルナビ「RM-A4000」の2製品を11月より国内販売開始する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はZ7000が89,800円前後、A4000が69,800円前後の見込み。
RM-Z7000は7型/800×480ドットの液晶ディスプレイを搭載するポータブルナビ。128MBの内蔵メモリとSDカードスロットを備え、SDカード内の音楽再生や動画再生に対応。OSはWindows CE 5.0で、CPUにはAMD Alchemy Au 1250(600MHz)を搭載。GPSユニットも内蔵する。 動画の再生対応フォーマットはAVIのほか、MPEG-1/4、WMV/ASF。音楽はMP3のほか、WMA/WAV/OGG/AC3が再生できる。静止画表示はJPEG/BMP/GIF/PNGに対応。 ワンセグチューナを内蔵し、番組視聴が可能なほか、SDメモリーカードへの録画にも対応。ロッドアンテナを内蔵するほか、外付けアンテナも付属する。そのほか、ナビの画面とワンセグ画面を同時に表示するNIP(ナビインピクチャ)機能を搭載した。 外形寸法/重量は197×31×100mm(幅×奥行き×高さ)/約500g。リモコンや、両面テープで固定可能なスタンドなどが付属する。
RM-A4000は、GPSユニット内蔵のバイク利用者向けポータブルナビ。外形寸法/重量が115×30×80mm(幅×奥行き×高さ)/260gのコンパクトな筐体を採用し、バイクのメーター付近に取り付けて利用する。保護等級JIS3級(IPX3)相当の防滴仕様が施される。 Bluetooth機能を搭載し、付属のレシーバと接続することで、ナビ情報などを音声でも伝えられる。3.5型の液晶ディスプレイを搭載。メディアプレーヤー機能として、MPEG-4動画、MP3/WMA楽曲の再生が可能。静止画表示はJPEGなどに対応する。 2モデルとも、地図データを収録した容量2GBのSDカードが付属。本体のスロットに挿入して利用する。PCとはUSB 2.0で接続し、データの転送などが行なえる。本体にバッテリを内蔵するほか、車載用シガーアダプタやACアダプタも付属。 □関連記事 ■ ダイナはドラム缶形状のワンセグテレビを展示 株式会社ダイナコネクティブは、ドラム缶形状のワンセグテレビ「DY-1S25S」を参考展示。2.5型液晶ディスプレイを搭載し、ワンセグ放送の視聴が行なえる。11月発売予定で、価格は未定だが、9,800~15,000円前後を想定しているという。 そのほか、ワンセグチューナと7型液晶ディスプレイ搭載のポータブルDVDプレーヤー「DY-1S7D1」も展示。こちらも11月発売予定で、価格は29,000~34,800円前後の見込み。
DXアンテナ株式会社では、未発表の地上デジタルチューナ内蔵の19型液晶テレビ「LVW-192」を展示。11月1日より発売予定で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は6万円前後の見込み。 1,440×900ドットの19型液晶パネルを装備。HDMI入力なども備える。 また、未発表のHDD/DVD/VHS一体型のハイビジョンレコーダ「DVHR-D250」を紹介。11月中旬より発売予定で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は6万円台になるとしている。
株式会社マイタックジャパンは、9月26日発売の「Mio DigiWalker」シリーズ新モデル「C525」、「C523」を中心にシリーズ全モデルの展示が行なわれていた。 国内未発売製品としては、200万画素のカメラを内蔵した横型のポータブルナビ「C720」と、Windows Mobile搭載のPDA形状のナビ「P560」を参考展示。今後、国内での展開も検討しているが、具体的なスケジュールや価格などについては未定としている。
□関連記事 ■ サイバーリンク、DTCP-IP対応DLNAソフトの一般向け販売を検討 サイバーリンク株式会社は、DLNAブースの同社ソリューション紹介コーナーにて、DLNAクライアントソフト「SoftDMA」のDTCP-IP対応版のデモと説明を行なった。
SoftDMAはこれまではアナログコンテンツの再生にのみ対応していたが、DTCP-IP対応バージョンを新たに開発。9月上旬に発売開始した東芝製AVノートPC「Qosmio G40/97D」に同梱されている。 DTCP-IP対応版のSoftDMAについては、一般向けの販売も検討しているという。具体的な時期や価格などは未定だが、サイバーリンクの高木修一代表取締役は「OEM先がもう少し増えて、知名度が上がってきたところで、一般向けの販売も行ないたい」としている。 会場では、DTCP-IP対応のDLNAサーバー機能を搭載する東芝製HD DVDレコーダ「RD-A600」と、ソニー製ハイビジョンレコーダ「RDZ-D77A」のHDDに録画された地上デジタル放送の番組を、ノートPC上からネットワーク伝送で再生するデモを実施。レコーダが番組録画中や、レコーダで同じ番組を再生している場合でも、問題なく再生できるという。 同社のDTCP-IP技術については、ソニーが2005年発売のAVパソコン「VAIO Type X Living」との連携に利用するクライアントソフト「VAIO Media」に暗号化モジュールの技術を提供するなど、初期の段階から開発を行なっていた。 ソニーのVAIO Mediaでは、ソニー製品同士の連携にしか対応しないように作られていたため、現在のDTCP-IP対応DLNAクライアント製品ではこれら機器との連携は行なえないが、基本的な技術としては、現在のDTCP-IP対応SoftDMAと同等のものだという。 SoftDMAについても歴史は古く「DigiOnと同じ頃にDLNA認証を取得した。海外では知名度もあるが、国内ではあまり知られていないのが実情。今後一般販売を通じて、DLNAの認知度とともにSoftDMAの認知度も広めていきたい」とした。 SoftDMAの一般販売を目指す理由として、来年のオリンピック開催を挙げており「オリンピックの開催により、テレビは大人に独占されてしまうが、子供たちなどはレコーダ内に保存されたアニメや他の番組が見たいはず。そういう子供たちがノートPCを使って、レコーダ内のアニメを見られるようにしたい」とした。
「ダビング10」については、「ダビング10成立後には、DTCP-IP対応のDLNAサーバー製品の一般販売を展開し、ネットワークによる利便性も向上させていく」とした。 DTCP-IP対応のDLNAサーバー製品とSoftDMAを組み合わせて、インターネット経由で外部のPCから家庭内のデジタルコンテンツにアクセスして見られるようになるという。技術的な問題はとくにないとしており、「これまでは、インターネットで外部からアクセス可能という点が問題になる恐れがあったが、ダビング10が成立する頃になれば、暗号化されたDTCP-IPのインターネット経由配信も認められるはず」としている。 そのほか、現在海外で発売されているWindows Vista用のプラグインソフト「Media Deluxe」を国内でも展開する予定とした。具体的な時期や価格は未定だが、米国では100ドル前後で販売されている。 Media Deluxeは、Windows Vistaに備えるMedia Centerの機能拡張キット。Vistaのリモコンのみで操作可能なインターフェイスを採用した簡易ツールが複数収録されており、Media Centerを利用した番組録画時に、スポーツのいいところのみを自動で編集する「MagicSports」や、DVDオーサリング機能「MakeDisc MagicDirector」、DVカメラからのキャプチャをリモコンのみで行なえる「PowerDV」などの機能を搭載。 また、10月6日にソニーが発売したPCブランド「VAIO」の一体型シリーズ「VAIO type L」新モデルで採用されている地上デジタル放送の録画/視聴ソフト「TV Enhance for VAIO」も同社のOEM供給によるもの。同社単独ではなく、協業数社の手による共同開発のソフトとチューナユニットを提供している。「国内PC向けの地上デジタル放送対応製品のOEM供給としては、ピクセラ以外では初」とした。
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□CEATEC JAPAN 2007のホームページ ( 2007年10月9日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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