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ラックスマン株式会社は、セパレートアンプのラインナップに600シリーズを追加。11月にプリアンプ「C-600f」、パワーアンプ「M-600A」を発売する。価格は各525,000円。カラーリングはブラスターホワイト。
■ プリアンプ C-600f
「C-1000f」で採用された、アンプ回路と音量アッテネーターを一体化した「LECUA(Luxman Electric Controlled Ultimate Attenuator)1000」を、重み付け(Waiting Matrix)方式でコンパクト化した「LECUA1000-WM」を搭載。 独自の帰還方式であるODNF回路の初段を4パラレル、2段目をパラレル化したVer.2.4回路を採用。出力モードやバランス接続時の位相切替はフロントパネルに備えたスイッチで選択できる。 抵抗やコンデンサには、高品位なカスタムパーツを投入。シャーシは、シャーシ電流によるアースインピーダンスの上昇や発生磁界の影響を隔絶できるという、ループレスシャーシ構造を採用。インシュレータはグラデーション鋳鉄製。新デザインのリモコン「RA-60」が付属する。
全高調波歪率はアンバランス時で0.009%、バランス時で0.018%。S/N比はアンバランスで123dB、バランスで120dB。入力端子はアンバランス(RCAステレオ)を5系統、レックイン(RCAステレオ)を1系統、バランス(XLRステレオ)を2系統用意。出力はアンバランス(RCAステレオ)×2系統、レックアウト(RCAステレオ)×1、バランス(XLRステレオ)×2系統。消費電力は21W。外形寸法は440×407×117mm(幅×奥行き×高さ)。重量13Kg。
■ パワーアンプ M-600A 純A級動作のパワーアンプ。連続実効出力は30W×2ch(8Ω時/ステレオ時)、60W×2ch(4Ω/ステレオ時)、120W(8Ω/モノラル時)。「B-1000f」開発時に考案された、最終出力段を4パラレル素子単位とする、純A級増幅方式のパワーブロック構成を採用している。
電源トランスには、680VAのEI型ハイレギュレーション電源トランスを採用。低音の力強さを実現。シャーシにはプリアンプ同様、シャーシ電流によるアースインピーダンスの上昇や発生磁界の影響を隔絶する、ループレスシャーシ構造を採用。グラデーション鋳鉄製インシュレータも備えている。
全高調波歪率は0.009%以下(1KHz/8Ω)、0.1%以下(20Hz~20kHz/8Ω)。S/N比は114dB。入力端子はアンバランス(RCAステレオ)を1系統、バランス(XLRステレオ)×1系統。スピーカーターミナルは大型のものを採用している。消費電力は290W。外形寸法は440×420×189mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は26.5kg。
□ラックスマンのホームページ
(2007年10月19日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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