マランツ、98万円のフルHD/DLPプロジェクタ －新アイリス機構でコントラスト1万:1を実現

11月中旬発売 標準価格：98万円

　株式会社マランツコンシューマー マーケティングは、フルHD解像度/1080pのDLPチップを搭載したDLPプロジェクタ「VP-15S1」を11月中旬より発売する。価格は98万円。ボディカラーはブラックで、レンズ部などはダークシルバー。

ボディカラーはブラックとダークシルバー	リモコンは全ボタンに照明を装備

　0.95型/1,920×1,080ドットのTI製DLPチップを搭載したプロジェクタ。2006年6月発売の「VP-11S1(189万円)」をリファインしながら、低価格化した。新アイリス機構の採用により、コントラスト比10,000:1(VP-11S1は6,500:1)を実現している。輝度は1,000ルーメン。

　Oerlikon製の98mm径6セグメントカラーホイール「SilentWheel」を新採用。輝度向上のためにRGB/RGBの6セグメント型となっており、カラーフィルタの特性と各セグメントの角度(配分)を見直して、高輝度化を実現したという。

　パネルドライバーには、TIによる「DDP3021」を2個搭載。並列使用することでミラーの正確な制御とガンマ処理の12bit化を実現した。映像処理回路には、GENNUM製の10bitビデオプロセッサ「GF9531」を搭載する。

　レンズはコニカミノルタ製の光学1.45倍マニュアルズーム。アイリス機構もVP-11S1から強化。投射レンズ内だけでなく、ランプ側にも新たにアイリスを設置した「デュアルアイリス」を搭載し、コントラスト重視や輝度重視など、3つの設定を用意した。ランプは200WのSHP(超高圧水銀)。消費電力は350W。

HDMI×2やコンポーネント×2などを装備する

　HDMI入力を2系統装備し、12bitまでのDeep Colorやリップシンクをサポートする。HDMIのほか、コンポーネント×2、S映像×1、コンポジット×1、アナログRGB(D-Sub15ピン)の各入力を装備。RS-232C端子やDCトリガー端子も備えている。外形寸法は405×481×158mm(幅×奥行き×高さ)、重量は13kg。

　リモコンは全ボタンに照明機能を搭載。主要な機能にはダイレクトキーを搭載し、操作性の向上を図っている。

□マランツのホームページ
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□ニュースリリース
http://www.marantz.jp/ce/news/press/2007/vp15s1.html
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( 2007年10月19日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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