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テキサス・インスツルメンツは19日、世界42カ国におけるDLPシネマプロジェクタの設置台数が、前年比140%増の5,260台になったと発表した。日本国内での設置台数も100台を突破したという。今後は、全世界で11月中旬までに5,500台、2008年末までに1万台の普及を見込む。 DLPシネマプロジェクタは1台で通常のデジタルシネマに加え、3Dデジタルシネマもサポート。ドルビーの新3D上映技術「Dolby 3D Digital Cinema」を用いた3D上映が予定されている「Beowulf」の11月公開に合わせ、米国では新たに300スクリーンが3D上映に移行、合計で1,000スクリーンになると見込まれている。 DLPシネマ製品担当マネージャのナンシー・フェア氏は「Real DやDolbyがDLPプロジェクション技術を用いた3D上映システムの開発を進めることにより、当社はDLPシネマプロジェクタによる素晴らしい映画視聴体験を世界中で提供できる」とコメントしている。
□TIのホームページ ( 2007年10月19日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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