|
株式会社IMAGICA イメージワークスは、テレビアニメ「うたわれるもの」をBlu-ray Disc BOX化。2008年1月23日に発売する。全26話を4枚のディスクに収録しており、価格は52,500円。
朝日放送、チバテレビやテレ玉、AT-Xなどで2006年に放送されたテレビアニメ。BDビデオ化にあたっては、HDオリジナルマスターを使用し、1080iで収録。画角は16:9。同社では「次世代ディスクにおいて、HDマスターを使用したTVアニメーションシリーズは、本作品が初めてのリリース発表」としている。 全26話を4枚のディスクに収録。ディスクはいずれも片面2層で、総収録時間は約598分。既発売DVD-BOXに収録され、好評だったという「ショートエピソード」や「解説ムービー」、「エクストラトレーラー」などの特典も全て収録。 「ショートエピソード」もHDオリジナルマスターを使った1080i収録。本編のノンテロップオープニング/エンディングや、ショートエピソード第2話のノンテロップエンディングも1080iで収録。 さらに、2006年の東京国際アニメフェアの会場で無料配布されたプロモーションDVDに収録されていた、プロモーション映像も1080iで初収録。本編には海外向けのDVD用に制作された、英語音声/字幕も収めている。
収納BOXのイラストは描き下ろし。ディスクケースのジャケット4枚にも、描き下ろしイラストが使われる。封入特典として76ページ(予定)のオールカラーブックレットを同梱。DVDに封入されたブックレットを再構成したものだという。さらに、初回限定でDVDのジャケット絵柄を使ったイラストカード8枚も付属する。 「うたわれるもの」は、LeafのPC用ゲームとして登場し、プレイステーション 2にも移植されたゲーム。テレビアニメはそれをベースとしており、現在とも過去ともつかない不思議な世界を舞台に、記憶を失った仮面の男・ハクオロと、彼を支える姉妹エルルゥとアルルゥが壮大な戦乱のうねりに巻き込まれていく。
“戦国大河ファンタジー”とも表現できるスケールの大きな物語が特徴。知略を駆使した戦闘シーンが見所だが、ハクオロ達が様々な出会いを繰り返し、仲間や家族を広げていく、情感豊かな人間ドラマも織り込まれている。また、主人公・ハクオロの過去など、ミステリアスな設定/描写も随所に用意されている。 監督は小林智樹。キャラクターデザイン/総作画監督は中田正彦。声の出演は小山力也、柚木涼香、沢城みゆき、浪川大輔、小山剛志、田中敦子、大原さやか、釘宮理恵、中原麻衣など、実力派声優が名を連ねている。 また、作品をテーマとしたインターネットラジオ「うたわれるものらじお」において、エルルゥ役の柚木涼香が、ハクオロ役の小山力也を口説き続けるという前代未聞の内容が大きな話題を集め、ネットラジオを代表する人気番組に成長。同作品の人気が衰えない要因にもなっている。
なお、既報の通り、「うたわれるものらじお」と「Radio ToHeart2」が合同で開催したステージイベントも、フィックスレコードから11月28日にBDビデオ(KIXM-1002/3,980円)で発売。アニメの主題歌を歌うSuaraのライヴBD(KIXM-1001/3,980円)も、同日にリリースされるなど、「うたわれ」関連のBDビデオラインナップは充実している。
□IMAGICA イメージワークスのページ
(2007年10月22日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|