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Second Life内の「ナカトミプラザ」はルー大柴が守る
-「ダイ・ハード」BD化記念。「ブルースはウォーター臭い」


10月6日開催


 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社は11月7日、シリーズ最新作「ダイ・ハード4.0」をBlu-ray DiscとDVD、UMDビデオの3フォーマットで発売する。これまでの3作品も同日にBDビデオ化。シリーズ4作品のBDビデオ版を集めた「ダイ・ハード クアドリロジー ブルーレイディスクBOX」もリリースされる。各タイトルの詳細は既報の通り。

Second Life内のナカトミプラザ

 その発売記念プロモーションとして、3D仮想空間「Second Life」内において、シリーズ第1作の舞台「ナカトミプラザ」が出現。発売前日となる6日には、DVD発売を応援する芸能人として、“芸能界で最もタフな男”だというタレントのルー大柴さんが、ナカトミプラザを守るべく立ち上がった。

 都内某所、Second Lifeのナカトミプラザが映し出されたディスプレイの前に登場したルーさん。「今日は本当にセンキュー。ブルースになりきるために、“ブルース大柴”と書かれたTシャツをウェアリングしてきました。ブルースウィリスの“24 -TWENTY FOUR-”は僕も大好きで……」と、司会に「作品が違います」と突っ込まれるまで止まらないほど絶好調。

DVD「ダイ・ハード4.0 特別編」(FXBA-35561/3,990円) DVD「ダイ・ハード トリロジーBOX」(FXBYA-8945/3,490円) BD「ダイ・ハード 4.0」(FXXA-35561/4,935円)

ナカトミプラザを守るために立ち上がった、ルー大柴さん

 ダイ・ハードシリーズのファンで、「ちょっとルックしただけでも吸い込まれる映画」と魅力を語るルーさん。「ワン・イヤーズ・ヤンガー・ザン・ミー」だというブルース・ウィリスと自身の共通点について「生き方が熱いところがセイム。意外にシャイ・ボーイなところも同じかな」と分析。「シャイなんですか?」と司会に問われると、「藪からスティックに何なんだよ!!」と怒り出し、集まった報道陣を爆笑させた。

 そんなルーさんの芸能活動の最終的な目標は、「アカデミー主演男優賞でオスカーを手にし、あの会場でティアー、つまり涙すること。たぶん65歳くらいに」だという。その際は「ブルースと同じ席に座って、スパークリングワインでもドリンクしながら、“やったなルー”、“サンクス。でもブルースだって世界的じゃないか、俺なんてスモールアイランド、日本でフェイマスなだけだ。お前の方がグレイトだよ”と、お互い心にもない会話をしたい」と綿密な計画を披露。

 すかさず司会が、Second Lifeとからめて「素晴らしい仮想世界のお話ですね」とまとめると、「そういうワーズは寝耳にウォーターなんだよ!!」と激怒。会場が笑いに包まれると「このワーズはかなり受けてるんだ、というか今日調子いいなオレ」と満足気にニヤリ。

ルー大柴さん 「ブルースになりきるために、“ブルース大柴”と書かれたTシャツをウェアリングしてきました」 「今日調子いいなオレ」という言葉どおり、報道陣を笑わせ続けたルーさん


■ ついにブルースと対面!?

 そんなハイテンションなルーさんは、そのままの勢いでSecond Lifeのナカトミプラザに突撃。ビルの中で行なわれている、ダイ・ハードに関するクイズに挑戦した。

 問題は「ナカトミ商会の社長の名前は?」、「ダイ・ハード2の古い教会で、マクレーンが敵に見つかってしまうキッカケは?」など、なかなかマニアック。「日本でかなり詳しい方だ」と自身満々のルーさんだったが、一問目でいきなりミス。スタッフを捕まえて密談後に「さ、では1問目……」と仕切りなおし、その後は連続正解。ついにナカトミプラザの最上階に辿り着いた。

ナカトミプラザを移動するアバターも、ルーさんと同じTシャツを着用している 難問も次々に正解……とはいかず、スタッフをつかまえ密談後、仕切りなおし!?

 そこに映し出されたのは、なんと本物のブルース・ウィリス。だが、手元の携帯電話を操作していて、ルーさんに気付いていない様子。「ヘーイ! ブルース!! ルック・アット・ミー!! マイネーム・イズ・ルー大柴!」と必死に語りかけるが、映像はブッつり切れてしまった。

 「どーいうことなんだ!」と担当者に詰め寄るルーさん。どうやらスケジュールが合わず、対談をセッティングできなかった模様。「ブルース、 ウォーター臭いじゃないか! オレはジャパンを代表するタレント……でもないが、76位から、今43位くらいにはなってるんだ。これじゃあ泣きっ面にビーじゃないか!」と悔しい結末。「次回は必ず!!」という決意の言葉とともに、ルーさんは会場を後にした。

ついにブルースが登場!! 必死に呼びかけるルーさんだったが…… 画面は真っ暗に 担当者に詰め寄るルーさん。夢の対談は実現しなかった……


■ アナログ vs デジタル

 Second Life内のナカトミプラザでは、エントランス部を映画とそっくりに再現し、空中に設置したスクリーンでシリーズ全4作の予告編を上映するなど、様々な企画が行なわれている。各階では作品の紹介やパネル展が行なわれており、日本以外にイギリス、メキシコ、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、オーストラリア、ドイツの8カ国も入居。それぞれの階で、その国の言葉で作品が紹介されている。

ナカトミプラザの内部。作品のパネル展示などが行なわれている 10月28日にプレオープンした際のテープカットの模様

 20世紀フォックスの内藤友樹社長は、Second Lifeをプロモーションのツールとして採用したことについて「“ダイ・ハード4.0”の内容が、アナログ人間のマクレーン刑事 vs サイバー犯罪集団という、アナログ vs デジタルの図式だったため、ネットを使ったプロモートができないか? という所から考えた」と説明。「8カ国同時で、こうした形でのプロモートは初であり、ぜひ作品を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。

 また、DVDの応援にルーさんを起用したことについては「ブルースと同年代で、“あきらめない男”だから」と説明。「“ダイ・ハード4.0”は6月の公開から4カ月ちょっとというスピードでパッケージ化。これは皆様からの“早く出して欲しい”という熱い声を受けて実現したもので、ぜひ楽しんで欲しい」と語った。

内藤友樹社長 実は内藤社長とルーさんは同い年。ルーさんは「社長と私はセイムエイジ。私と違って社長はシャイですね、ではそこにシットダウンしてください」とフランクに語りかけていた ルーさんに的確な突っ込みを入れていたのは、J-WAVEの「e-STATION」などでお馴染み、司会のみんしるさん

□20世紀 フォックスのホームページ
http://www.foxjapan.com/dvd-video/
□ナカトミプラザのSIM「Die Hard」(SLurl)
http://slurl.com/secondlife/DieHard/160/130/26
□DVD製品情報
http://www.foxjapan.com/dvd-video/diehard4/
□映画の公式サイト
http://movies.foxjapan.com/diehard4/
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-シリーズ全作品もBD化。BD-BOXやDVD-BOXも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070907/20cfox.htm
【Blu-ray/HD DVD発売日一覧】
http://av.watch.impress.co.jp/docs/bdhdship/
【DVD発売日一覧】
http://av.watch.impress.co.jp/docs/dvdship/

(2007年11月6日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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