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ソニー、同社初となるMP3録音のボイスレコーダ
-2GBが実売2万円。シルバー/ブラック/ピンクの3色


シルバーモデル

11月21日発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、MP3録音/再生に対応したボイスレコーダ2モデルを11月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はメモリ2GBの「ICD-UX80」が2万円前後、1GBの「ICD-UX70」が1万5,000円前後の見込み。本体カラーは両モデルともシルバー、ブラック、ピンクを用意。

左からピンク、ブラック、シルバー

 最大の特徴は、同社製ICレコーダとしては初めてMP3録音に対応した点。従来機種「ICD-U70/60」での録音形式は独自の「TRC」で、PCへのデータ転送には専用ソフト「Player Tool for WMP」が必要だったが、MP3録音としたことで、パソコンへドラッグ&ドロップでのデータコピーが行なえるようになった。対応OSはWindows 2000/XP/VistaとMac OS X 10.2.8~10.4。メモリ容量以外は両機種共通。

 なお、MP3録音については、今回のエントリー向け「UXシリーズ」での採用となったが、上位の「SXシリーズ」については、引き続き独自形式のLPECを採用する予定だという。

 内蔵マイクはステレオで、ステレオミニのマイク入力端子も装備。録音モードはステレオ高音質「ST」(44.1kHz/192kbps)とステレオ標準「STSP」(44.1kHz/128kbps)、ステレオ長時間「STLP」(22.05kHz/48kbps)、モノラル標準「SP」(44.1kHz/32kbps)、モノラル長時間「LP」(11.025kHz/8kbps)の5種類を用意。2GBモデルではSTで最大約24時間10分、LPで約581時間20分の録音が行なえる。


側面にステレオマイクを内蔵 マイク入力とイヤフォン出力を装備 側面のボタン類

 再生スピードを変えても、自然に近い音程を保つ「DPC」を搭載、語学学習などにも利用できる。遅聞きは0.5倍速まで、早聞きは2倍速まで21段階の調整が可能。

 従来モデル同様にMP3再生(32~320kbps)も可能。新たに、ID3タグの日本語表示もサポートしたほか、5種類のイコライザも内蔵する。ステレオミニのイヤフォン出力を搭載し、付属イヤフォンは、ブラック/シルバーモデルがシルバー、ピンクモデルはホワイトとなる。モノラルスピーカーも内蔵する。

キャップを外すとUSB端子が現れる

 本体にUSB 2.0コネクタを備え、パソコンへの直挿しが可能。電源は単4電池1本で、ニッケル水素充電池を利用する場合は、パソコンからUSB経由で充電することも可能となった。別売のニッケル水素充電池「NH-AAA」での連続使用時間は、録音が最長約11時間(LPモード)、イヤフォンでの再生が約31時間30分(同)、約28時間(MP3/128kbps)。

 外形寸法は99×34.4×13.4mm(縦×横×厚さ)、電池を含む重量は約48g。イヤフォンやアルカリ乾電池、キャリングポーチなどが付属する。


イヤフォン装着時 ブラック/シルバーモデルに付属のイヤフォン ピンクモデルのイヤフォンはホワイト


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200711/07-1106/
□製品情報
http://www.sony.jp/products/ic-recorder/ux80ux70/index.html
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070206/sony.htm
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-ドラッグ&ドロップで転送可能。1GBで実売2万円
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060314/sony.htm

( 2007年11月6日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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