松下、ケーブルモデム内蔵のCATV用STB －i.LINKを装備し専用レコーダと連携

2008年1月発売 標準価格：オープンプライス

　松下電器産業株式会社は、ケーブルモデム内蔵のCATV用セットトップボックス「TZ-DCH1520」、「TZ-DCH1820」を2008年1月よりケーブルテレビ事業者向けに発売する。価格はオープンプライス。

　9月に発売したTZ-DCH520/DCH820をベースにDOCSIS2.0相当のケーブルモデムを内蔵、双方向機能を追加した。「TZ-DCH1520」は標準モデル、「TZ-DCH1820」はOFDMチューナを内蔵し、パススルーに対応する。それ以外の主な仕様は共通。

　双方向機能の追加により、PPVサービスや双方向データ放送、視聴状態の確認やVODなど、各種サービスをCATV事業者が構築できる。

　電子番組表(EPG)は、地上/BSデジタル、CATVに対応し、おすすめ番組を表示する「番組推薦機能」や、地上/BS/CATVの各デジタル放送番組表を放送ごとに切り替えずに利用できる「シームレスEPG」などを搭載する。HDMI出力端子を備えており、薄型テレビ「VIERA」との電源連動なども可能となっている。

　2系統のi.LINKを装備し、同社の専用外付け250GB HDDレコーダー「TZ-HDD250」(オープンプライス)や、ハイビジョンDIGAなどのi.LINK録画対応機器との連携が可能。付属の「新・らくらくリモコン」には、HDD用ボタンが設けられており、TZ-HDD250の録画/再生などの操作が行なえる。

　HDMI出力のほか、D4出力や光デジタル音声出力などを装備。外形寸法は、280×291×59mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.6kg。

□松下電器産業のホームページ
http://panasonic.co.jp/
□ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn071108-1/jn071108-1.html
□関連記事
【6月13日】松下、250GB HDDレコーダを追加できるSTB 2機種
－既発売のHDD非搭載モデルにも接続可能。HDMI付き
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070613/pana.htm

( 2007年11月8日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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