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シャープ株式会社は12日、液晶関連の特許侵害を理由に韓国の三星電子(サムスン)を韓国ソウル中央地裁に提訴した。 シャープは、サムスンが韓国において製造/販売している液晶モジュール、および同液晶モジュールを組み込んで韓国で製造販売している液晶テレビが、シャープの所有する液晶関連特許を侵害していると主張。韓国における液晶モジュール/テレビの販売差し止めと、損害賠償を求めている。 訴訟の対象となるシャープ所有特許は、韓国特許第371939号、第740570号、第776988号の3件。これらの特許はいずれも液晶分子の並びを規定し、安定化することで、広視野角かつ高輝度、高速応答を実現する技術に関するものという。 なおシャープでは、米国においてもサムスン電子と、関連会社のサムスン電子アメリカ、サムスンテレコミュニケーションアメリカに対し、特許侵害訴訟を提起しており、現在係属中となっている。 □シャープのホームページ ( 2007年12月12日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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