|
米Microsoftは13日(現地時間)、Xbox 360を利用したHD DVDエミュレータを映画スタジオやオーサリング会社向けにライセンス販売すると発表した。価格は1ライセンス2,999ドル。 エミューレータは、HD DVDビデオや、HDiのインタラクティブ機能の動作確認を、Xbox 360やPCなどを用いて行なえるもの。「操作が簡易で、コストと時間を節約できる初のツール」としている。 利用には、Xbox 360本体と、オプションのHD DVDプレーヤー、専用ソフトウェアを用意し、Xbox LIVEへ接続することが必要。外部ストレージに記録されたHD DVD用コンテンツのメニュー画面や、インタラクティブ機能の動作などを確認でき、詳細なログがエミュレータから出力され、バグ修正が早急かつ簡単に行なえるという。 同社のHD DVD部門ゼネラルマネージャを務めるJordi Ribas氏は、「Xbox 360のHD DVDエミュレータは、スタジオやポストプロダクションに時間とコストの削減を提供できるため、彼等は“フォーマットの限界に迫る”クオリティの実現に専念できるだろう」とコメントしている。
□Microsoftのホームページ(英文) ( 2007年12月14日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|