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ポニーキャニオンから11月21日に発売された、声優・平野綾さんのファーストDVD「平野綾 ラブレター」(PCBG-10905/3,990円)。その購入者を対象とした、ラブレターの受け渡しイベントが15日、都内で開催された。
このイベントは、アニメイトで同DVDを購入した人から、抽選で選ばれた人に、平野さんから直接ラブレターが渡されるというもの。応募は3,000人に及び、会場には選ばれた300人が集まった。会場ではメッセージが書かれたラブレターに、平野さんがその場でサインと、相手の名前を書いて、渡してくれるという趣向だ。 平野さんは人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の涼宮ハルヒ役でブレイク。その後も「DEATH NOTE」の弥海砂役や、「らき☆すた」泉こなた役など、話題作に次々と出演。第1回の声優アワードで新人賞を受賞したのも記憶に新しいところ。ライヴや各種イベントにも精力的に参加しており、最近ではテレビの音楽番組などにも出演するなど、活躍の場をますます広げている。 ファーストDVDは、彼女のイメージ映像に加え、ストーリー仕立てのコンテンツも用意。多忙な毎日を抜けて帰省することになり、実家の沖縄(という設定)に戻り、おばあちゃんに会いに行ったり、昔渡せなかったラブレターを渡しに行く……などの物語が展開する。 撮影は真夏の沖縄で行われたが、運悪く台風が直撃。「もしかして、このDVD全部が雨のシーンになっちゃうんじゃないかと言うくらい、凄い天気でした」と振り返る平野さん。しかし彼女は“晴れ女”とのこと。移動中は土砂降りだが、撮影がスタートすると雨があがって……の繰り返しだったという。
撮影中は、真夏にもかかわらずトレンチコートを着るシーンもあり「コートの中、汗だくで頑張りました」と笑う。また、ストーリーパートはほぼアドリブで撮影が進行したとのこと。「アドリブ弱くて……、“彼氏と2人でいる”というシーンではテンパっちゃって、してもいない腕時計に目をやったりして、慌ててました」と苦笑い。「自分で完成したDVDも観たんですが、恥ずかしくなっちゃいました。でも、そういう部分も含めて観て欲しいです」と見所を語った。
声優・平野綾としてブレイク中の彼女だが、子供の頃は児童劇団に所属し、CMやドラマにも出演していたことがある。しかし、「最近は声のお仕事ばかりで、実写はだいぶご無沙汰だったので凄く緊張しました。でも、撮影が進むにつれてリラックスできました」と笑顔を見せる。 「こうして活動の場が広げられたのも、応援してくれる人のおかげ。改めて感謝しなくちゃと思っています」。今回の“ラブレター・イベント”には、そうした感謝の気持ちをファンに直接届けるという意味も込められているようだ。
イベント中には「DVDの第2弾も!」、「ライヴがあれば絶対行く!!」などの熱い声援がファンから飛ぶ。「今後、ドラマなどへの出演は?」という問いには「機会があれば、ぜひやってみたいです。DVDも第2弾が出せたらいいですね」と実写の仕事にも意欲を見せていた。
□ポニーキャニオンのホームページ
(2007年12月17日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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