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株式会社izoは、オペアンプと真空管のハイブリッド回路を内蔵するヘッドフォンアンプ「iVHA-1」を12月28日より発売する。価格はオープンプライスで、同社直販サイトの価格は129,800円。 また、光デジタル入力やUSBオーディオ機能を搭載するヘッドフォンアンプ「iHA-1 V2」と電源ユニット「iPSU-1」を2008年1月9日より発売する。価格はオープンプライスで、iHA-1 V2の直販価格は89,800円、iPSU-1は47,800円。 ■ iVHA-1
オペアンプと真空管のハイブリッド回路を搭載するヘッドフォンアンプで、真空管にはMullard製の「EL91」を2本、オペアンプにはTIのバーブラウン製「OPA604AP」を2基搭載。ハイブリッド回路の搭載により、正確な音分離や高いS/N比、真空管アンプの艶のある音質などを実現するという。 専属のエンジニアが1台ずつハンドメイドで制作し、オペアンプの出力調整なども、1台ずつチューニングを行なってから出荷するとしている。 入力感度/インピーダンスは50kΩ、S/N比は112dB。定格出力は450mW×2ch(64Ω負荷時)、60mW×2ch(600Ω負荷時)。 入力端子はアナログ音声(RCA)を1系統装備。出力端子は6.3mm径ヘッドフォンジャックで、対応ヘッドフォンは8~600Ω。電源は付属のACアダプタを利用。外形寸法は147×230×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.76kg。 □製品情報 ■ iHA-1 V2/iPSU-1
iHA-1 V2は、USBオーディオ機能や、DACを内蔵するヘッドフォンアンプ。2006年発売の「iHA-1」の後継モデルで、電源回路を改善し、電圧を安定させ、発熱を抑制している。 左右の信号を分離し、それぞれ別のシングルタイプのオペアンプで増幅するツインモノラル構造を採用。オペアンプには、バーブラウン製「OPA604AU」を4基と、「OPA627AP」を2基搭載する。 同軸/光デジタル音声入力を各1系統装備。DACはバーブラウン製「PCM1796」を採用し、24bit/192kHz(同軸)や、24bit/96kHz(光デジタル)のデジタル音声に対応。DACからの信号も左右に分離され、それぞれ別のオペアンプで増幅し、音質をチューニングする。オペアンプにはバーブラウン製「OPA2134AU」を2基、「OPA604AU」を2基搭載する。 DACを搭載する基板はアナログ基板と完全に分離した設計を採用し、ノイズを抑制し、音質を向上するとしている。 入力感度/インピーダンスは49kΩ、S/N比は123dB。定格出力は550mW×2ch(64Ω負荷時)、75mW×2ch(600Ω負荷時)。
そのほか、新たにUSBオーディオ機能を搭載。USB接続したPC上の音源をヘッドフォンから利用できる。対応OSはWindows 2000/XP/Vista(32/64bit)、Mac OS X。 同軸/光デジタル以外の音声入力端子は、アナログ音声(RCA)を1系統装備。出力端子は6.3mm径ヘッドフォンジャックのほか、パススルー出力用のアナログ音声(RCA)を1系統備える。対応ヘッドフォンは8~1,000Ω。 電源は付属のACアダプタのほか、後述の高品位電源ユニット「iPSU-1」にも対応。外形寸法は147×180×43mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.87kg。
iHA-1 V2用のオプションとして、高品位の電源ユニット「iPSU-1」も用意。V2のほか、同社の発売するデスクトップ用アンプ製品(iHA-1/1A/1B/1C)の電源供給ユニットとして利用できる。 Amveco製トロイダルトランス「30VAC 1.166A」、松下製コンデンサ、FCシリーズ「35V 2200μF」などを採用。一般家庭の不安定な電気環境でもアンプの動作を安定させるという。 専用端子を2系統備え、最大2台までの機器への電源供給が行なえる。消費電力は24.5W×2。外形寸法は147×43×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.27kg。 □製品情報(iHA-1 V2) □izoのホームページ http://www.izo.co.jp/ ( 2007年12月28日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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