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Warner Bros. Entertainmentが次世代光ディスクをBlu-ray Discに一本化、HD DVDの発売を5月末を持って終了するとの発表について、HD DVDを推進する株式会社東芝は「驚いている」と声明を発表した。 東芝は、「両社はDVDフォーラムの中心メンバーとして、長きに渡り緊密な協力関係を築いてきた。ともにDVD規格の標準化において密に協力し、その後継となるHD DVDを形作るうえでも同様な関係を築いてきた」と両社の関係を振り返った上で、「2007年に米国や各地域でHD DVDが伸長し、米国ではプレーヤーとPCの出荷でBlu-rayを上回ったこの重要な段階における、今回の決定は非常に残念だ」とした。 また、「我々は今回の発表の潜在的なインパクトを他のパートナー各社と話し合っている。消費者の要求を満たすベストなフォーマットはHD DVDであるという我々の固い信念は変わらない」と訴えている。 さらに、北米HD DVDプロモーショングループも4日(現地時間)、2008 International CES開幕前日の6日に予定していたプレスカンファレンスをキャンセルすると通知した。 同グループも同様に、「Warner Home Videoの本日の決定による、潜在的なインパクトを、パートナー各社と話し合い検討している。我々は、消費者がクオリティや手ごろさなどのHD DVDの利点を引き続き認識していると信じている。引き続き、HD DVD関連の新しい開発状況などをアップデートしていく」としている。
□東芝のホームページ ( 2008年1月5日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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