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アルパイン株式会社は、iPodやUSBメモリの接続などに対応するCDレシーバ4製品と、デジタルメディアヘッドユニット2製品などを2月より順次発売する。新製品の種類と価格などについては下表の通り。
■ USB対応のデジタルメディアヘッドユニット2種
前面に備えるUSB端子に、USBメモリやiPodなどを接続し、楽曲再生が行なえるカーオーディオシステム。iPodの接続には、付属のUSBダイレクトケーブルを利用する。対応フォーマットはMP3、WMA、AACなど。AM/FMチューナも搭載する。 各種操作は、本体中央に備える大型ジョグダイヤル「ダブルアクション・エンコーダ」を利用。「ダイヤルを回して押す」というインターフェイスのため、iPodと変わらない感覚での操作が可能としている。 2モデルともアンプを内蔵し、上位モデルの「iDA-X100」は出力50W×4ch、「iDA-X200」は45W×4ch。周波数特性は5~20kHz(±1dB)、ダイナミックレンジは95dB以上で、S/N比は105dB以上、高調波歪率は、0.008%以下。 iDA-X100には、2.2型の液晶ディスプレイを搭載し、楽曲情報のほか、接続したiPodのアルバムジャケット表示などが可能。24bit対応のDACも備える。 外形寸法/重量は共通で、178×156×50mm(幅×奥行き×高さ)/1.0kg。後述のオーディオプロセッサ「PXA-H100」によるサウンドアップグレードにも対応する。 ■ USB接続も可能なCDレシーバ「CDA-9886Ji」、「CDA-9884Ji」 付属のダイレクト接続ケーブルで、iPodを接続して楽曲再生が行なえるCDレシーバ。前面に備えるUSB端子には、USBメモリなどを接続し、メモリ内の楽曲ファイル再生などが行なえるほか、CD-R/RWに記録したMP3/WMA/AACファイル再生にも対応する。 「CDA-9886Ji」には有機ELディスプレイを搭載するほか、リモコンが付属。搭載アンプはCDA-9886Jiが出力50W×4chで、「CDA-9884Ji」が出力45W×4ch。 イルミネーション機能を搭載し、CDA-9886Jiで5パターン、CDA-9884Jiには3パターンを用意。AM/FMチューナも内蔵する。外形寸法/重量は、178×161×50mm(幅×奥行き×高さ)/1.6kg。オプションとして、USB延長ケーブル「KCE-220UB」(1,575円)も用意する。
■ iPod対応CDレシーバ「CDE-9874Ji」、「CDE-9872J」 iPod接続などに対応するCDレシーバ。「CDE-9874Ji」は付属のダイレクト接続ケーブルでiPodとの接続が可能だが、「CDE-9872J」はiPodとの接続に、別売のダイレクト接続ケーブル「KCE-422i」(3,150円)が必要になる。 CD部は音楽CDのほか、CD-R/RWに記録したMP3ファイルの再生にも対応。2モデルとも出力45W×4chのアンプを内蔵。AM/FMチューナも搭載する。 外形寸法/重量は、178×161×50mm(幅×奥行き×高さ)/1.4kg。
■ IMPRINTオーディオプロセッサ「PXA-H100」 「アーティストが意図するサウンドを余すところなく届けるため、自動車内の音響空間を最適にコントロールする」という思想「IMPRINT」に基づいた音響補正機能を搭載するオーディオプロセッサ。 各種CDレシーバやデジタルメディアヘッドユニットなどと組み合わせて利用することで、車種別に全席最適サウンドを実現するという。車内の音響チューニング/設定には別売の調整キット「KTX-H100」(15,750円)が必要となる。 「IMPRINT」は、コア技術として、AVアンプの自動音場補正などにも採用されている「MultEQ」(マルチEQ)を採用。同社の車載音響技術と、米AUDYSSEY Laboratoriesのホームシアター向け技術を融合、車内で最適な音響空間を実現するという。 PXA-H100を搭載することにより、5バンドのパラメトリックイコライザまたは7バンドのグラフィックイコライザが利用可能となる。使用スピーカーに応じて2ウェイ/3ウェイの切り替えと周波数設定が可能なほか、6チャンネルに対して3.4cmステップでの時間軸補正も行なえる。 □アルパインのホームページ ( 2008年1月10日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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