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シャープ、業界最薄3.44cmの液晶テレビ「AQUOS X」
−フルHD倍速対応46/42/37型。チューナ外付け


3月1日発売

標準価格:オープンプライス


 シャープ株式会社は、液晶テレビ「AQUOS」の新製品として、3シリーズ20機種を2月9日より順次より発売する。価格は全てオープンプライス。業界最薄の3.44cmを実現した薄型モデル「AQUOS Xシリーズ」は3月1日より発売する。

【AQUOS Xシリーズ】
型番 LC-46XJ1-B LC-42XJ1-B LC-37XJ1-B
デザイン チューナ外付け型
仕様 ディスプレイ部:最薄部3.44cm
チューナ部:HDMI×3、D5×3
パネルサイズ 46型 42型 37型
パネル解像度 1,920×1,080ドット
発売日 3月1日
店頭予想価格 48万円前後 43万円前後 35万円前後

AQUOS Xシリーズは46/42/37型の3サイズを用意

 AQUOS Xシリーズはデジタルチューナを外付けとし、ディスプレイ部の厚みを、今まで32型以上で業界最薄だった日立のWooo UTシリーズ(最薄3.5cm〜最厚3.9cm)より薄い、3.44cm(最薄部)〜3.85cm(最厚部)を実現した液晶テレビ。46型の「LC-46XJ1-B」、42型の「LC-42XJ1-B」、37型の「LC-37XJ1-B」の3モデルが用意される。いずれも1,920×1,080ドットのフルHDパネルを搭載し、120Hz倍速駆動に対応する。

 チューナ部とディスプレイ部は、HDMIケーブルで接続。ディスプレイ部にはHDMI入力を1系統装備する。薄さを生かした壁掛けを基本とし、テーブルスタンドはオプション扱いとなる。フローティングスタンドなどのオプションを用意し、さまざまな設置提案を行なっていくという。


チューナ部は外付け スタンド設置に対応 最薄部は3.44cm

AQUOS Xに採用した薄型化技術

 ディスプレイ部の薄型化のために、新開発の液晶パネルの採用とともにバックライトの光学系を改良。光源はCCFL管だが、従来の4.0mm径から、3.4mm径に小径化。拡散性能の高いパターン拡散板を開発するとともに、輝度の均一性を高める光学シートを採用し、画質を損なわずに薄型化を図った。電源回路基板も低背型のものを新開発するなど、薄型化のための同社の技術をつぎ込んだという。

 また、自然対流構造の採用など、冷却機構の最適化により、ディスプレイ部のファンレス化を実現。発熱量を抑えることで、壁とディスプレイの間に放熱用スペースなどを設けず壁掛けが可能となった。専用金具利用時の壁面からテレビ前面までの距離は5.85cm。

 消費電力は、46型が271W、42型が223W、37型が180W。ディスプレイ部の外形寸法/重量は、46型が111.4×3.85×74.6cm(幅×奥行き×高さ/最薄部3.44cm)/約22kg、42型が102.4×3.85×69.5cm(同)/約19kg、37型が91.5×3.85×63.4cm(同)/約15.5kg。


 新開発の薄型/倍速対応パネルと独自開発のLSIにより倍速駆動に対応し、液晶テレビ固有の残像感を低減。さらに、独自のアルゴリズムによるバックライト輝度制御と液晶開口率制御により、テレビコントラスト比(テレビセットとして表現できるコントラスト)は15,000:1を実現。コントラスト比は2,000:1、リビングコントラストは900:1。輝度は450cd/m2。視野角は上下/左右 各176度。さらに、12bit BDE階調表示により、グラデーションなどの階調表現力を高めている。

バックライトと液晶開口率制御により、“テレビコントラスト”15,000:1を実現 12bit処理により、階調表現を向上

 アンダースピーカー型のデザインを採用し、3.5cm径のミッドレンジ×4と8cm径のウーファ×2、2cm径のツィータ×2からなる3ウェイ8スピーカーシステムを採用。アンプは出力10W×2chの1ビットデジタルアンプを内蔵する。

チューナ部

 チューナ部には、地上/BS/110度CSデジタルチューナと地上アナログチューナのほか、3系統のHDMI入力や、ディスプレイ部接続用のHDMI出力を装備。同社の「AQUOSブルーレイ」や「AQUOSハイビジョンレコーダー」などとのHDMI連携機能「AQUOSファミリンク」に対応する。

 入力端子は、HDMIのほか、DVI-I×1やD5×3、S映像×1、コンポジット×3などを装備。出力端子は、モニター出力(S映像)や光デジタル音声、ヘッドフォンなど。i.LINK(TS)端子×2や、Ethernet(100BASE-TX)、モジュラージャック、RS-232C端子なども備えている。チューナ部の消費電力は33W。外形寸法は430×318×71mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.7kg。


チューナ部背面。ディスプレイとはHDMI接続 チューナ外付けによりディスプレイ部を薄型化



■ ワイヤレス伝送や、スタンドなど薄型化によるレイアウトの自由度を訴求

各種スタンドなどを用意している

 また、5GHz帯の無線を利用し、チューナとディスプレイ間をワイヤレス化する「AN-AV500」も3月を目標に発売予定。送信機と受信機から構成され、チューナユニットからのHDMI出力映像/音声を送信機で独自形式で圧縮し、ディスプレイに接続した受信機にワイヤレス伝送するもの。価格は未定だが、9万円前後となる見込みという。

 コーデックは独自形式だが、画質劣化を最小限に抑えるべく、開発を続けているという。また、圧縮を伴うため、有線接続時に比べると、チャンネルや入力切り替えなどで、若干の遅延が発生する。なお、AN-AV500は、AQUOS X以外のAQUOSシリーズでは利用できない。

 専用の壁掛け金具なども3月より順次発売。壁掛け金具の「AN-52AG7」やテーブルスタンド「AN-46ST1/AN-37ST2」に加え、ケーブルをスタンド内に収納し、配線を目立たせないフローティングスタンド「AN-461BR1」や、壁掛け時にチューナとディスプレイ間のケーブルを隠すスタンド調ケーブルカバー「AN-46WC1」などを用意。インテリアとの調和を目指した、設置提案を行なっている。

ワイヤレス伝送ユニット「AN-AV500」の送信ユニット。ディスプレイに接続する受信機は開発中だが、送信ユニットとほぼ同サイズの筐体になる予定という

フローティングスタンド「AN-46BR1」 AN-46BR1背面。スタンド部にケーブルを通して配線 スタンド調ケーブルカバー「AN-46WC1」とチューナ部用 AVラック「AN-46TR1」

型番対応機種発売日価格
壁掛け金具AN-52AG746/42/37型3月発売予定26,250円
テーブルスタンドAN-46ST146/42型15,750円
AN-37ST237型15,750円
ワイヤレス伝送
システム
AN-AV50046/42/37型未定
フローティング
スタンド
AN-46BR1
スタンド調
ケーブルカバー
AN-46WC1
チューナ部用
AVラック
AN-46TR1


■ AQUOS E/Dシリーズも発表。五輪前に最上位機投入

 また、「AQUOS E」と「AQUOS D30」の各新製品も発表した。新シリーズの「AQUOS E」は、52/46/42/37型の4モデルをラインナップ。いずれもフルHDパネルを搭載し、倍速駆動に対応する。

 「AQUOS D30」シリーズは、32/26/20型の3サイズを用意。さらに、各サイズで、ブラック/ホワイト/レッドの3色を用意するほか、32/20型については、グリーンとベージュを加えた合計5色で展開する。

AQUOS Eシリーズ AQUOS Dシリーズ

松本副社長

 代表取締役副社長 事業担当の松本雅史氏は、地上デジタル受信機の普及台数が12月末に1,803万台、薄型テレビの世帯普及率が37.3%まで達したことから「薄型テレビは成長期から、成熟期を迎えつつある」と現状を分析。「8月の北京オリンピックを控え、買い替え、買い増しがさらに増えるだろう」とし、五輪商戦に向けたラインナップの拡充の一環として、新AQUOS X/E/Dの3シリーズのラインナップを説明した。

 AQUOS Xを「エクストラスリム」シリーズと位置づけ、プレミアムモデルとして展開していくとともに、スタンダードモデルの強化版として、小型の「AQUOS D」と、中/大型をカバーする「AQUOS E」を紹介。なお、フラッグシップモデルの「AQUOS Rシリーズ」については、「オリンピック前にリニューアルする」とした。

 また、「7月の洞爺湖サミットを契機に、省エネへの関心が高まる。環境性能の高い液晶テレビがますます求められる時代になる」とし、環境性能を強く訴えていく姿勢を示し、AQUOSの低消費電力化などの取り組みを紹介。2004年の32型「LC-32GDl」と比較して、2月発売の46型「LC-46EX5」が年間消費電力量で下回ることなどをアピールした。

AQUOSシリーズの位置づけ 低消費電力をアピール

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/080124-c.html

( 2008年1月24日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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