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カノープス株式会社は、プロフェッショナル向けビデオ編集ソフト「EDIUS Pro 4」の最新バージョン「EDIUS Pro version 4.6」を2月中旬より提供する。EDIUS Pro 4(73,290円)ユーザー向けにアップデートモジュールとして無償で提供し、単体販売は行なわない。対応OSはWindows XP。
EDIUS Pro 4.6では、MPEG/HDV出力の高速化などの機能強化が行なわれている。従来バージョンまでは、MPEGエクスポーターとして、編集セグメントのみをエンコードする「セグメントエンコード」と、マルチコアCPUで高速な出力を可能とする「スピードエンコード」の2種類が用意されていたが、この2つのエクスポーターを統合。エンコードの高速化とセグメントエンコードの両立を実現した。 さらに、1,920×1,080/23.98p出力フォーマットを追加し、フルHD/24p記録のビデオカメラの撮影映像を編集可能となった。そのほか、プロジェクトコンソリデートでMPEG Long GOPファイルに対応したほか、専用のコントローラ「MKB-88 for EDIUS」の動作改善などが図られている。
また、対応ビデオカメラも追加。EDIUS Pro 4.6では、新たにメモリーカード「SxS」を利用するソニーの業務用ビデオカメラ「XDCAM EX」シリーズに対応した。 さらに、プロフェッショナルディスクを採用した「XDCAM EX」の記録入力や、HDCAM出力の高速化などを実現。XDCAMドライブからの読み出しの高速化なども行なわれている。なお、XDCAM関連製品からの入力/編集には、同社のREXCEEDシリーズなどの業務向け編集システムと、ソフトウェアプラグインとして別途「XDCAM option(157,500円)」が必要となる。
□カノープスのホームページ ( 2008年1月31日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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