ソニー、3.0型液晶搭載ポータブルTV「BRAVIA ワンセグ」 －録画対応。アンテナ端子付きクレードル付属

XDV-D500(ホワイト)

4月10日発売 標準価格：オープンプライス

ホワイトとブラック、2色のカラバリを用意

　ソニーは、録画対応のAM/FMチューナ内蔵ポータブルワンセグテレビ「XDV-D500」を4月10日より発売する。愛称は「BRAVIA ワンセグ」。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は38,000円前後の見込み。本体カラーはホワイトとブラックの2色を用意。

　録画機能を搭載するポータブルワンセグテレビ。ソニー製の3.0型/432×240ドットの低温ポリシリコンTFT液晶パネルを採用し、視野角160度以上、コントラスト比500:1以上を実現。色再現性は74%以上で、高い反射特性を備え、屋外でも最低限の視認性を保持するとしている。

　高画質エンジンとして、「モバイルBRAVIAエンジン」を採用。コントラストの改善や、輪郭強調、彩度拡張などの高画質化が行なわれている。

　画面右側にはジョグレバーを装備。上面にはファンクションボタンを備え、ワンセグ、録画番組再生、ラジオの切替が行なえる。

ブラックモデルも用意	画面右にジョグレバーを装備	本体上面にはファンクションボタンや録画用スライドボタンなどを備える

　字幕表示やEPG表示にも対応するほか、ワンセグ番組の録画機能を搭載。保存先は容量2GBの内蔵メモリで、最大10時間/100件の録画が可能。録画番組のムーブ機能などは搭載していない。

　本体上面に録画用スライドボタンを備え、視聴中の番組をワンタッチで録画できる。そのほか、EPGからの予約録画や1カ月先までの時間指定予約録画が可能。

　EPG録画予約時は、野球中継の延長などによる、放送時間の変更に自動で対応する「スポーツ延長対応」や、ドラマなどで、最終回のみ放送枠が拡大している場合でも最後まで録画できる「番組追跡録画」機能も備える。

録画機能を搭載	EPG表示に対応。EPGからの番組予約も可能	録画メニューでは、日時指定予約や、番組表からの予約、録画予約一覧などがチェック可能。

　F型コネクタを備える充電クレードルが付属し、アンテナに接続して利用できる。同社では「アンテナに接続することで、安定した番組録画が行なえるので、自宅などで録画したワンセグ番組を持ち出して楽しめる」としている。録画した番組の再生には、1.3倍速の早見再生機能などが利用できる。

　ヘッドフォン端子は平型コネクタで、出力80mW×2chのステレオスピーカーも内蔵する。本体に収納可能なホイップアンテナを搭載するほか、平型コネクタに接続して利用するヘッドフォンアンテナも付属。併用時には、ホイップアンテナが優先される。

付属クレードルの背面にはF型コネクタを搭載		本体に収納可能なホイップアンテナを備える

　AM/FMチューナを内蔵。ラジオ利用時のみ、高域ノイズを低減する機能が利用できる。ラジオの録音機能は搭載しない。

　電源はバッテリを内蔵し、連続駆動時間はワンセグ視聴時で約8時間、AMラジオ聴取時で約34時間。外形寸法は59.3×98×14.3mm(縦×横×厚み)、重量は約107g。スタンド機能付きキャリングケースなどが付属する。

AM/FMチューナを内蔵

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200802/08-0206/
□製品情報
http://www.sony.jp/products/Consumer/oneseg-radio/products/XDV-D500/index.html
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【2007年3月30日】【新レ】“ケータイ以外”の選択肢となる!? ワンセグ+ラジオ
－受信専用端末として完成度は高い。ソニー「XDV-100」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070330/np006.htm
【2007年3月14日】ソニー、ワンセグとAM/FMラジオ対応のカード型チューナ
－薄さ15.1mm、2.83型液晶搭載。実売4万円
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070314/sony1.htm

( 2008年2月6日 )

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