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社団法人日本レコード協会(RIAJ)は21日、2007年第4四半期(10-12月)の有料音楽配信売上実績を公開した。ダウンロード数は前年同期比122%の1億1,748万9,000回、売上金額の合計は同134%の202億200万円となった。 統計は、会員43社の配信実績についてまとめたもの。シングル/アルバム曲、音楽ビデオなどを合計した「インターネット・ダウンロード」、オリジナル音源による携帯電話用シングル曲及び、着メロ、着信音などの「モバイル」、「その他」の3項目を集計している。 インターネットからのダウンロードは、ダウンロード数が前年比137%の868万1,000回、金額で同126%の16億9,600万円となった。回数の内訳は、シングルが前年比135%の795万7,000回、アルバムが同130%の42万7,000回。 モバイルは、ダウンロード数が前年比120%の1億880万7,000回、金額が同132%の180億4,900万円。うち、シングル楽曲は、数量が前年比172%の3,190万回、金額が同168%の99億6,600万円。その他に含まれるサブスクリプションサービスは、インターネットが前年同月比285%の1億4,800万円、モバイル向けが1億1,000万円。 なお、2007年通期の累計では、数量が前年比126%の4億6,499万6,000回、金額が同141%の754億8,700万円となった。インターネットダウンロードは金額ベースで前年比118%の592億3,000万円、その他は15億4,800万円。 2007年の音楽ソフト(パッケージ)生産実績が同96%の3,911億1,300万円のため、パッケージと有料音楽配信の合計金額は前年比101%の約4,666億円となる。RIAJでは、「有料音楽配信が本格的に立ち上がった2005年以降、パッケージと配信の合計が、3年連続で前年を上回っている」と説明している。
□RIAJのホームページ ( 2008年2月21日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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