|
社団法人日本映像ソフト協会(JVA)は13日、2007年のビデオソフト売上実績を発表した。ビデオソフト全体の売上金額は、前年比96.1%の3,180億2,400万円。数量は同92.4%の9,715万7,072本・枚で、金額/数量ともに減少した。 DVDビデオの売上額は前年比97.5%の3,172億4,700万円、数量は同93.2%の9,681万9,940枚でいずれも減少。ビデオカセットの金額は同14.1%の7億7,700万円、数量は同26.3%の33万7,132本。DVDとカセットの構成比は99.8:0.2、数量では99.7:0.3となっている。
DVDビデオの販売用(個人向け)は、金額が前年比94.4%の2,089億5,700万円、数量が同87%の6,682万7,479枚。数量は2005年をピークに前年割れが続いている。ジャンル別に見ると、「日本のアニメーション(一般向け)」のみ、金額が前年比107.3%、数量は同107.6%で、いずれも前年比を上回っている。 金額ベースでは「海外のTVドラマ」が同111.8%、「日本のTVドラマ」が同119.1%で、いずれも2桁の伸張と好調だが、数量については「日本のアニメーション(一般向け)」を除くほとんどのジャンルで前年割れとなっている。同協会では「“海外のTVドラマ”や“日本のTVドラマ”はBOXセットでの出荷が多いため、数量の伸張に結びつかない」としている。 レンタル店用(個人向け)は同104.7%の1,066億2,900万円、数量は同116%の2,620万106枚でいずれもプラス。ジャンル別では「洋画(TVドラマを除く)」と、「日本のアニメーション(一般向け)」の金額が前年割れとなったが、その他の主なジャンルでは前年を上回っており、特に「海外のTVドラマ」は金額ベースで前年比166.5%と大きく伸張した。 □JVAのホームページ ( 2008年3月14日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|