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オンキヨー株式会社は、2.1chシアターシステム「HTX」シリーズの上位モデル「HTX-22HD」を5月24日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後の見込み。 5.1chアンプ内蔵のサブウーファと、2chフロントスピーカーのセット。2007年発売の「HTX-11」の上位モデルで、ドルビーTrueHD、DTS-HD Master Audioのデコーダを内蔵し、「Blu-ray Discの最新サラウンドに完全対応した」としている。
Ver.1.3a準拠のHDMI入力2系統とHDMI出力1系統を備え、各社の薄型テレビやレコーダ機器などとHDMIケーブルで接続して連携するシステムリンク機能「RI HD」を搭載。松下電器の「VIERA」、DVDレコーダ「DIGA」、東芝「REGZA」、シャープ「AQUOS」など、各社のHDMI連携対応機器との電源連動などが可能。x.v.Colorにも対応する。 フロントスピーカー用の5.1chバーチャルサラウンド技術として、従来同様の「Theater-Dimensional」に加え、民生用オーディオ機器として初めて「DTS Surround Sensation」を搭載。同技術により「従来より自然なサラウンド音場が得られる」としている。 アンプの実用最大出力は30W×5ch(6Ω)、サブウーファが60W(3Ω)。独自のアナログ波形生成技術「VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)」回路を採用する。 サブウーファはバスレフ型で、ダクトにはキャビネット内部のノイズの発生を防ぎ、小音量でも質感を伴う豊かな重低音再生が可能という「エアロ・アコースティックドライブ」構造を採用。ユニットは16cm径のOMFコーン。 フロントスピーカーは8cm径のA-OMFコーンと2cm径のバランスドームツィータの2ウェイ。キャビネットは平行面を極力排除したラウンドフォルムを採用し、内部の反射音が発生しにくくなり、質感豊かな音質特性が得られるという。 HDMI以外の音声入力端子は光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログ×2。プリアウトも1系統備える。外形寸法/重量はサブウーファ部が207×327×325mm(幅×奥行き×高さ)/10.6kg、フロントスピーカーが101×111×175mm(同)/0.8kg。リモコンや光デジタルケーブルなどが付属する。
また、HTXシリーズを5.1chシステムに拡張するセンタースピーカー「D-11C」と、リアスピーカー「D-11M」のブラックモデルも同日より発売する。価格はいずれも8,400円で、主な仕様などは2007年発売モデルと同等。 □オンキヨーのホームページ ( 2008年4月25日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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