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オンキヨー株式会社は、2.1chシアターシステム「HTX-11」を2月24日に発売する。価格は42,000円。また、同製品を5.1chに拡張するセンタースピーカー「D-11C」、リアスピーカー「D-11M」も同日に発売する。価格は未定。 そのほか、サブウーファ単体モデル「DHT-9」を、同社のスピーカー内蔵AVラック「AV GATE」シリーズとの組み合わせ用として3月6日に発売する。価格は35,700円。
■ HTX-11
5.1chアンプ内蔵のサブウーファと、2chフロントスピーカーのセット。アンプ出力は17W×5chと35W(サブウーファ)。フロントスピーカー用の5.1chバーチャルサラウンド技術「シアターディメンショナル」を搭載している。 また、同社AVアンプに搭載されている、独自のアナログ波形生成技術「VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)」回路を採用。パルス性ノイズをローパスフィルタで低減するのではなく、ノイズの特性を分析し、プログラム制御でノイズを完全に取り除くという。 サブウーファはバスレフ型で、ダクトにはエンクロージャ内部のノイズ放出を低減し、クリアな低域再生を実現するというスリット型の「AERO ACOUSTIC DRIVE」構造を採用する。ユニットは16cm径OMFコーン。アンプ部の周波数特性はフロント/センター/サラウンド用が150Hz~20kHz、サブウーファ用が20Hz~150Hz。SN比は100dB。デコーダはドルビーデジタル/DTS/AAC/ドルビープロロジック IIに対応。 フロントスピーカーは密閉型で、8cm径A-OMFコーンと2cm径バランスドームツイータの2ウェイ。周波数特性は70Hz~50kHzで、クロスオーバー周波数は9kHz。最大入力は40W。感度は80dB。 サブウーファ部の音声入力端子は光デジタル×3、アナログ音声×2。プリアウトも1系統備えている。外形寸法と重量は、サブウーファ部が207×327×330mm(幅×奥行き×高さ)、10.5kg。フロントスピーカーが101×111×175mm(同)、0.8kg。リモコンや、光デジタル音声ケーブル、コルクスペーサーが付属する。 ■ D-11C、D-11M
「HTX-11」に追加することで5.1chに拡張できるセンター/リアスピーカー。いずれも密閉型で、8cm径A-OMFコーンと2cm径バランスドームツイータの2ウェイ。センターのD-11Cはウーファを2基備える。 周波数特性は70Hz~50kHz、クロスオーバー周波数は9kHz、最大入力90Wで共通。感度はD-11Cが84dB、D-11Mが80dB。 外形寸法と重量は、D-11Cが273×103×101mm(幅×奥行き×高さ)、1.2kg(スタンド除く)、D-11Mが101×111×175mm(同)、0.8kg。スピーカーケーブルやコルクスペーサーが付属し、D-11Cにはスタンドも同梱。 ■ DHT-9
2004年7月より発売されている、同社のスピーカー内蔵AVラック「AV GATE」シリーズとの組み合わせを想定した、5.1chアンプ内蔵サブウーファ。仕様はHTX-11に含まれるサブウーファと同じで、カラーはブラック。 5.1chバーチャルサラウンドの「シアターディメンショナル」や、アナログ波形生成技術「VLSC」回路を搭載。リモコンや光デジタルケーブル、コルクスペーサーが付属する。
( 2007年1月19日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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