|
株式会社日立製作所は、HDD内蔵ビデオカメラWooo「DZ-HD90」の周辺機器として、撮影した動画をBlu-ray Discに書き出せるBlu-rayドライブ「DZ-WR90」を7月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は7万円前後の見込み。 HDDビデオカメラの周辺機器としてラインナップされるBDドライブ。5月16日時点の対応モデルはフルHDモデル「DZ-HD90」のみ。HD90は光学ドライブを内蔵しておらず、eSATA接続の外付けBlu-ray Discドライブとの連携を想定。自社でドライブは用意しておらず、これまでは動作確認機器として、アイ・オー・データ機器「BRD-UXH6」を紹介していた。 「DZ-WR90」は12cmのBDメディアに書き込みが行なえるドライブで、HD90との接続にはeSATAを使用。使用可能なメディアは12cmのBD-R/RE、12cmのDVD-R。8cmのディスクは使用できない。 BDメディアへは、HD撮影したデータをそのままの解像度で書き込み可能。カメラの撮影モードがHX(1,920×1,080ドット/約15Mbps)の場合は約2倍速、HF(1,440×1,080ドット/約11Mbps)の場合は約3倍速、HS(1,440×1,080ドット/約7.5Mbps)の場合は約4倍速でダビングが可能。 なお、HD90はSD画質での撮影モードを備えていないが、DVD-Rへのダビング時には解像度720×480ドットのSX/SFモードで、SD画質に変換しながらの記録が可能。DVDビデオを作成でき、ファイナライズも自動で行なわれる。なお、SD解像度に落としながらのライティングには、実時間の約2倍の時間がかかる。
再生も可能だが、デコードやAV出力を行なうため、HD90を接続しないと再生できない。電源は付属のACアダプタを使用。ダビング時には、HD90側もACアダプタ接続が必要。外形寸法160×279×55mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約1.6kg。
□日立製作所のホームページ
(2008年5月16日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|