アルパイン、CDレシーバのiPod接続不具合の対応策を発表 －「オーディオブックデータ」をインポートして対応

　アルパイン株式会社は19日、2月発売の同社製CDレシーバ「CDA-9886Ji」と「CDA-9884Ji」において、iPod接続時に再生できない問題があると発表した。

　不具合は、iPod(全モデル)に大量の音楽データをインポートして、かつオーディオブックデータが収録されていない場合に発生。不具合の内容は、iPod接続時にレシーバに「NO SONG」と表示されて、音楽再生できないというもの。

　同現象はiPodの曲数増加によるレスポンス低下により、CDA-9886Ji/9884Jiの楽曲サーチメカニズムにずれが生じ、オーディオブックデータエリアをトラックデータエリア(通常の曲データ)と誤認識するため発生するという。そのため、同社では、不具合対応用にオーディオブックデータ(.m4b)を提供、同データをiPodに収録することで、不具合の発生を防ぐことができるという。

　また、同社ではiPodのファームウェアを常に最新のものに更新するよう呼びかけている。

CDA-9886Ji	CDA-9884Ji

□アルパインのホームページ
http://www.alpine.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.alpine.co.jp/support/info/2008/0519_1.html
□関連記事
【4月14日】
アルパイン、最新CDレシーバなどでiPod接続時に不具合
－不具合改善ケーブルの無償配布で対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080414/alpine.htm
【1月10日】アルパイン、USB接続/iPod対応CDレシーバなど6製品
－独自思想「IMPRINT」採用オーディオプロセッサも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080110/alpine1.htm

( 2008年5月19日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.