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社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は26日、2008年4月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。民生機器の出荷金額は前年同月比101.1%の2,307億円で、11カ月連続のプラスとなった。また、地上デジタルテレビ放送受信機の出荷実績も発表。出荷実績は100万5,000台となった。 映像機器の国内出荷金額は、前年同月比101.3%の1,509億円で11カ月連続のプラス。音声関連機器は、同93.5%の189億円で、2カ月連続のマイナス。 4月のカラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)の出荷台数は、前年同月比98.0%の68万9,000台。CRT、液晶、PDPの構成比は2.7%、83.5%、13.9%。 液晶は、10型以上の出荷台数が前年同月比105.3%の57万5,000台。37型以上は、同152.1%の16万4,000台と好調を維持している。PDPの出荷台数は同106.9%の9万5,000台。うち、43型以下がPDP全体の約75%を占めている。 DVDビデオは前年同月比88.9%の37万2,000台。うち録再機は同79.7%の18万7,000台。再生機は同100.6%の18万5,000台。 新たにBlu-ray Discを中心とした「次世代ディスクレコーダ/プレーヤー」の出荷実績も公表開始した。台数では前年比2,050%の8万1,000台と急速に出荷量が拡大しており、2008年の累計でも前年比1,344.1%の25万1,000台となった。なお、従来どおりDVDビデオの集計台数には、次世代ディスク製品の台数は含まれていない。 地上デジタル放送受信機の出荷実績は100万5,000台で、内訳はテレビが前年同月比108.5%の65万9,000台、単体チューナが同190.3%の1万3,000台、STBが同127.1%の11万9,000台、デジタルレコーダが同79.4%の17万2,000台、チューナ内蔵PCが同99.1%の4万3,000台。地上デジタルテレビのカラーテレビ全体に占める割合は95.7%。なお、地デジ対応CRTについては2007年以降ほとんど出荷が無いため、2008年3月を持って調査を終了している。 また、参考資料として発表されているワンセグ対応携帯電話の3月出荷台数は296万1,000台で、累計では2,883万2,000台。ワンセグ内蔵PCの4月出荷台数は2,000台、車載用地上デジタルテレビ受信機器は8万2,000台。 ビデオカメラは前年同月比120.7%の10万2,000台で、約6割を占めるハイビジョン対応機種が好調。デジタルオーディオプレーヤーは同101.1%の62万2,000台で、そのうち85%の52万9,000台がフラッシュメモリ搭載型となる。 カーナビは34万3,000台、前年同月比99.2%で18カ月ぶりのマイナス。HDD他タイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は68.7%、31.3%。
□JEITAのホームページ ( 2008年5月26日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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