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松下電器産業株式会社は、防水仕様のポータブルワンセグテレビ「VIERAワンセグ(ビエラ・ワンセグ)」を6月20日より発売する。ワンセグ録画対応の上位モデル「SV-ME75」と録画非対応の「SV-ME70」の2モデルを用意し、価格はともにオープンプライス。店頭予想価格はSV-ME75が45,000円前後、SV-ME70が38,000円前後。
ボディカラーは、SV-ME75がピンク(-P)、ホワイト(-W)、ブラック(-K)の3色、SV-ME70がピンク(-P)、ホワイト(-W)の2色をラインナップする。 20~30代女性をターゲットとし、防水機能を強化したポータブルワンセグテレビ。「常温の水道水にて、水深1mに本機を沈めて30分したのちに取り出し、動作する性能」というIPX7相当の防水性能により、浴室でのワンセグ視聴や、SDオーディオ再生を可能とする。 同社では、意識調査の結果から、「女性がお風呂を“疲れを取るため”、“リラックスできるため”の癒しの場ととらえ、音楽やテレビなどのポータブルAV機器をお風呂に持ち込んで楽しみたいというニーズが伺える」と分析。20~30代の女性をターゲットにしたワンセグテレビを企画したという。 ワンセグ録画とカラー以外の本体仕様は、SV-ME75/ME70で共通。ME75には1GBのSDメモリーカードと、本体スタンドが付属する。 液晶ディスプレイは、5型/480×272ドット。ワンセグ視聴時は、輝度を10段階に変更できる。SV-ME75のみSDメモリーカードへのワンセグ番組録画に対応。録画予約数は最大12番組。データ放送や緊急警報放送受信には非対応。 ワンセグの音質はスタンダード/ミュージック/ニュース/トレインの4モードから選択可能。また、浴室など音が反響しやすい環境での利用のための「反響音を抑える」機能や、騒がしい場所でも音声を聞き取りやすくする「小声を大きくする」機能も装備し、利用シーンに合わせてワンセグを楽しめるよう工夫を施している。 SDメモリーカード上の音楽再生機能も装備。対応形式はAACとWMA、MP3。ただし再生できるのは、付属の楽曲転送ソフト「SD-Jukebox Ver.6.95」を介して転送した楽曲のみとなる。JPEG画像の表示機能も備え、スライドショー表示も可能となっている。 出力230mW×2chのステレオスピーカーを内蔵するほか、ヘッドフォン出力を装備。外部アンテナ用のアンテナ端子(ミニジャック)やUSB 2.0端子も備えている。 バッテリは内蔵リチウムイオンで、バッテリ駆動時間(輝度±0)はワンセグ視聴時で約2時間30分、音楽再生で約4時間、スライドショー再生時で約3時間。外形寸法は165×92.9×22.1mm(横×縦×厚み)、重量は約250g(バッテリ含む)。 □松下電器産業のホームページ ( 2008年6月4日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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